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こんばんうかるー!
いやぁ東京では463人ですか・・・ほんと恐ろしいですね。。。
勉強場所はどこがいいのか
今日は、勉強場所はどこがいいのか、というお話です。
勉強場所って色々ありますよね。
自宅、予備校自習室、図書館、大学、カフェ、公民館、そして有料自習室。色々ありますよね。皆様はどこで勉強派ですか?
私は、公認会計士試験は予備校の自習室オンリー、予備試験と司法試験受験の時は自宅と有料自習室の50:50でした。
どこが正解ということはないのですが、個人的には有料自習室はかなりお勧めです。今日はその理由を解説していきましょう。
有料自習室とは
まず有料自習室を知らない人のために、有料自習室とは何かを紹介します。
有料自習室
・・・お金を払って使う自習室(そのままですが)
有料自習室は実は全国各地ににあります。
都内近郊の場合、固定席で一日中使い放題の場合、1万5000円くらいが大まかな相場でしょうか。
固定席か自由席か、一日中か夜だけか、毎日か土日だけか、机の大きさは広いか普通かなど、いろいろなコースを用意しているのが通常です。
そんな中でも(特に専業受験生に)おすすめなのは、固定席・毎日一日中使い放題というプランです。
以下では、固定席・毎日一日中使い放題プランを前提に紹介していきましょう。
有料自習室のメリット
まずは有料自習室のメリットからみていきましょう。有料自習室のメリットは以下です。
メリット1:勉強場所を固定できる
まずは勉強場所を固定できる点です。
つまり、その自習室に行けば、常に自分の席があります。
例えば図書館やカフェなどの場合、まずはどこに座るのかを確定しなければなりません。席が空いていないときは違うお店などに移ることも必要になります。
この、勉強場所が固定されていないことによる時間、そして労力は実は結構なものです。
有料自習室を借りれば、余計なことに思考を使わなくて済みます。これは大きなメリットですね。
メリット2:集中できる
有料自習室は、非常に静かです。
基本的に私語厳禁なので、シーンとしています。
静かすぎるので、咳の音やキーボードの音、ペンで何かを書く音なども気になってしまうこともあるくらいです。
基本的に人間は静かな方が集中できますので、これも大きなメリットといえるでしょう。
メリット3:モチベーションが上がる
有料自習室にはモチベーションが高い人が集まります。何らかの勉強をしているひとしか来ないからです。
中には朝から晩まで勉強している「主」がいたりして(主については後ほど解説します)、「うおおおあいつには負けねえ!」みたいなモチベーションの上げ方が可能です。
メリット4:荷物の持ち運びストレス軽減
実はこのメリットが非常に大きいのですが、荷物の持ち運びストレスが軽減されること。
勉強道具って重いですよね。基本はテキストなどは紙なので、重いです。
あの勉強道具をもつストレス、そして身体的な疲労はとにかく軽減すべきです。
ただ、持ち物を少なくすると、「あの部分のテキスト家に置いてきちゃったなー」なんてことも起きかねません。
これが、有料自習室で席が固定だと、全ての勉強道具をそこに置いてしまえばいいので非常に楽です。
「今日勉強する道具を持っていく」という感覚から、「今日移動時間で見るものだけ自習室から持っていく」という感覚になります。
なので、非常に荷物が軽くなります。これとても大事。
メリット5:勉強開始までの時間がかからない
固定席を借りれば、そこはもはや自分だけの勉強机です。
普通は勉強を始めるときって、今からやるテキストを出して、ページを開いて、文房具を筆箱からだして、、、と色々準備がいりますよね。
固定席だと、前日に勉強したテキストを開いたまま帰ってしまってOKです。次の日きたとき、電気さえつければそのままの状態で勉強を開始することができます。
メリット6:営業時間が長い
カフェや図書館で勉強する場合、大体長くても20時とか21時くらいに閉まってしまいますよね。
これに対し有料自習室は、営業時間が長いところが多いです。
私の使っていた自習室は6:00~23:30まで使えました。24時間使える自習室もあるくらいです。
勉強時間を少しでも長くしようとすると、やはり同じ場所で遅くまでやった方がいいので、有料自習室は営業時間が長いこともメリットです。
メリット7:実は経済的
「有料」なので、やはりお金は気になるところです。
でも冷静に考えると、1万5000円のコースで毎日使ったら、一日500円くらいです。スタバ一杯分くらいと考えてしまっていいと思います。
もちろんあまり使わなかったら割高なのですが、しっかり使えば意外と経済的です。
有料自習室のデメリット
さて有料自習室のデメリットも書いておきましょう。
デメリット1:お金がかかる
実は経済的と先ほど述べたばかりですが、やはりお金がかかるのは間違いありません。
自宅で勉強すればタダなのですから、お金がかかるのはデメリットの一つでしょう。
デメリット2:たまに変な奴がいる
これが結構怖いのですが、有料自習室にはたまに「変な奴」がいます。
どういうことかというと、静かな自習室の中で色々と音が大きい人っています。咳も、書く音も、ファイルを開く音も、大きい人っています。また、たまに体臭が臭い人もいます。
そういう「変な奴」がいるのはまぁ仕方ないのですが、それが固定席で隣にいると非常に困ります。
カフェなどであればすぐ席を変えてしまえばいいのですが、固定席だとなかなか変えられないという点はデメリットでしょう。
もしそういう人がいれば、すぐ管理人に通報して、注意をしてもらうか、自分の席を変えてもらうかしましょう。
有料自習室のオススメの使い方
さて有料自習室のメリット・デメリットがわかったところで、具体的な私のオススメの使い方を紹介します。
主になる
まず「主」(ぬし)になること。
自習室の「主」とは
・・・朝から晩まで自習室にいて勉強しまくっている人
常に自習室にいるから「主」と呼びます。私も主でした。
自習室の開店時間に行き、自習室の閉店時間に帰る。大変ではありますが、自習室に住み着くようなイメージです。
主は、合格する確率が非常に高いです。
なぜなら、勉強時間が圧倒的に長いから。
勉強時間は長ければいいって訳ではないですが、そこまで長いと大体勉強方法も効率化されています。
なので、合格率が高いのです。
合格率が高いとわかれば、それになるまでです。早起きして自習室に行き、閉まるまで勉強しましょう。それだけであなたの合格率は確実に上がります。
ロッカーを借りる
メリットで書いた、荷物の持ち運びのストレス軽減ですが、それをやるためにはロッカーを借りましょう。
ロッカーは別売で、大体月1000円くらいのところが多いですが、机に全ての荷物を置くのはきついのでロッカーを借ります。
月1000円でストレスがかなり軽減されますので、ロッカーは借りるのがおすすめです。
固定席を借りる
上記メリットのうちの多くは、固定席を借りるからこそ得られるメリットです。是非固定席を借りましょう。少し高いですけどね。
便利グッズ
自習室ライフを有効活用するためには。いろいろなグッズがあります。
これについては以下の記事でランキング形式で紹介していますので、よければご覧くださいませ。
有料自習室の選び方
有料自習室は全国各地にあります。駅によってはたくさんの競合があることもあります。そこで、有料自習室の選び方もみていきましょう。
生活圏内にあるところを選ぶ
まず立地ですが、自分の生活圏内にあるところを選びましょう。
最寄り駅の近くとか、大学と自宅の間とか、職場と自宅の間とかです。
わざわざ自習室を借りるために普段利用しない駅などに行く必要はありません。
トイレの綺麗さを見る
自習室はきれいに越したことはないです。大体の自習室は無料で施設見学ができますので、是非利用しましょう。
ただ、意外と重要なのがトイレのきれいさです。
長い時間使うことになるので、トイレが汚いとかなりの致命傷です。
なので、無料見学にいくときには、是非トイレのきれいさを見てみてください。
変な奴がいるか見学する
無料見学の際には、部屋の中も見させてもらい、変な奴がいないかを確認しましょう。特に、自分が入ろうとする席の両隣は要チェックです。
短時間で把握できないですし、見学の時にいるかわかりませんが、荷物などを見て何となく把握するのがおすすめです。
「有料」自習室を「無料」で使う方法
有料自習室を借りたいけれど、どうしてもお金が無い。
そういう方に有料自習室を「無料」で使う方法をこっそりお教えします。
それは、スタッフになること。
有料自習室は大体、オーナー(経営者)のほかに、自習室に常駐しているスタッフ(バイト)みたいな人がいます。
そういうスタッフは、バイトで時給をもらっているというよりは、ゴミ出しや施設見学対応をすることで無料で自習室を使わせていただいている人が多いです。
この制度があるかどうかは自習室によりますが、興味があればオーナーに聞いてみるのも手でしょう。
jijiが使っていた自習室
ちなみにローカルな話になってしまいますが、私が予備試験・司法試験時代に使っていた自習室は神奈川県厚木市にある「ノリノリ勉強室」という自習室です。
実は私のインタビュー記事なども掲載していただいていますので、よければご覧くださいwかなりドヤってて恥ずかしいですがww
コワーキングスペースのススメ
さて有料自習室の紹介をしてきましたが、実はもしいま私が受験生だったら、おそらくコワーキングスペースにします。
コワーキングスペースとは、勉強や仕事などをするスペースです。
有料自習室と似ていますが、仕事をする社会人がメインターゲットなのでちょっと違います。
コワーキングスペースは有料自習室と違い以下の点が特にお勧めです。
①とにかく綺麗
有料自習室って正直あまりきれいではありません。
雑居ビルに机をたくさん入れたようなところも多く、安かろう悪かろうみたいなところも多いです。
これに比べコワーキングスペースは社会人がターゲットなので汚いとお客さんが入りません。
非常にきれいでおしゃれなところが多いです。
②いろいろな場所のところを使える
有料自習室になかなかないサービスが、他の店舗も使えること。
有料自習室って、だいたい1店舗だけ経営していたり、多くても3店舗くらいしか展開していないところが多いです。
他方で、コワーキングスペースはチェーン展開しているところが多く、何十店舗も展開しているところも多いです。
なので、旅行とか出張とかにいったときにもフラッと寄れるのが大きいです。
お勧めのコワーキングスペース
お勧めのコワーキングスペースは例えば以下の「BIZcomfort
」というコワーキングスペースがあります。
色々な価格設定があり、きれいでおしゃれ、24時間開いている。
そして店舗数が半端ない。上のリンクを見ていただければわかりますが、なんと東京だけでも30店舗以上、そのほかにも各都道府県にあります。
私が受験生で、生活圏内にあったらここで即決するかなと思います。いまでも使いたいくらいです。
おわりに
今日は、有料自習室について紹介してきました。
かなりしっかり書いたので疲れた…
ほなまた!
①「図解でわかる 試験勉強のすごいコツ」(日本実業出版社、2022)
jiji2冊目の単著が発売されました!
私が各種試験を合格してきて体得した「試験勉強のコツ」を、全て図解付きで50個紹介しています。
私が考える究極の勉強方法を紹介しており、資格試験はもちろん、中高生の受験勉強にもお役立ちできるような内容になっています!
②「司法試験・予備試験 この勉強法がすごい!」(中央経済社、2019)
jiji初の書籍です。
題名は司法試験・予備試験としていますが、全ての試験に共通する勉強方法が8割程度です。
ブログには敢えて書いていないクリティカルな勉強方法(スイッチバック法、暗記カード作成術、短答過去問加工法、論文完璧答案構成法)はこちらの書籍をご覧ください。