1.1 共通

【2021年】資格難易度ランキング【全て合格した私の実体験を元に】

最終更新日:2021年5月10日

重要度:★☆☆☆☆

こんばんうかるー!
なんとこちらの記事で勉強方法に関する記事100個目!まずはとりあえず100記事を目標にしていたので、到達できてよかったです。
目標は1000記事なので、コツコツ頑張ります。

難易度ランキングの評価方法


記念すべき100記事目は、2020年資格難易度ランキングと称して、私が過去に受け、実際に合格した資格をランキング形式で紹介しようと思います。

元となるツイートは以下です。


私は資格マニアという訳ではないのですが、これらすべてに合格したってなかなか頑張りましたね。

私が合格した中で一番難しかったと感じる、司法試験予備試験を100としてランキングを作成しました。
ランキングは、以下のような観点から評価しています。

  1. 試験合格までに必要な勉強時間
  2. 受験生の母集団の質
  3. 合格率
  4. 試験問題自体の難易度
  5. おすすめの予備校

これらを総合的に考えて、「合格の難易度」を数値化しています。

では、ランキングを見ていきましょう!

2021年資格難易度ランキング

【難易度100】司法試験予備試験

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★★★
受験生の母集団の質 ★★★☆☆
合格率 ★★★★★
試験問題自体の難易度 ★★★★☆

<試験の概要>

合格すれば弁護士、検察官、裁判官になることができる「司法試験」の、受験資格を得るための試験です。

現在の司法試験はⅰ法科大学院卒業、又はⅱ司法試験予備試験合格、といういずれかを満たさないと受験することができません。

ⅰ法科大学院は時間とお金がかかるということで、誰でも受けることができるこのⅱ司法試験予備試験に人気が集まっています。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★★★

試験合格までに必要な勉強時間は、私の場合は8,000時間でした。
2014年8月に、2016年合格目標の予備校コースに入学し、目標通りの2016年に一発合格しましたがこれだけの勉強時間を要しています。
やはり予備試験は大変な試験であることは間違いありません。

②受験生の母集団の質★★★☆☆

予備試験に受験資格はないため、誰でも受験することができます。
ですので、受験生の母集団の質自体はそこまで高くありません。
ただ、法学部生、法科大学院生が受験母集団に多く含まれており、またある程度勉強に自信がある人が集まるため、質は中くらいといえるでしょう。

③合格率★★★★★

最終合格率は3%~4%程度で推移しています。
これが予備試験が難しいと言われるゆえんです。
短答式は20%、論文式は「短答式合格者の」20%、口述式は「短答・論文合格者の」90%くらいの合格率で、20%×20%×90%=最終合格率3~4%となります。
特に難しいのは論文式試験で、短答式試験上位20%の更に上位20%に入れるかという非常に厳しい試験です。

④試験問題自体の難易度★★★★☆

試験問題も難易度は非常に高いです。
ただ、後述する司法試験(本試験)の方が難易度は高くなるので★4としました。
短答、論文、口述ともに難易度は非常に高いですが、やはり論文式試験があることが難関資格たる理由です。
〇×だけではく、自分の言葉で一から解答を書くレベルに達するのはかなりの勉強が必要です。

⑤おすすめの予備校

予備試験はある程度市販のテキストなどが販売されていますので、完全独学というのも不可能ではありません。
ただ、範囲が非常に広く、効率的に合格するためには予備校の利用が必須です。

予備試験の予備校は司法試験の対策講座を出している予備校と完全に重複しています。
伝統的には、伊藤塾・辰巳・LECあたりが大手で、現在もなお強大なシェアを取っていることは間違いないでしょう。
他方で、伝統的な予備校に負けない勢いで様々は予備校が新しく出てきています。
新しめの予備校としては、アガルート・資格スクエア・BEXAなどがあります。

私自身は完全に伊藤塾だったのですが、現在のオススメとしてはやはりアガルートでしょうか。
飛ぶ鳥を落とす勢いで、知名度のみならず合格実績を伸ばしている予備校になります(テレビCMなどでも話題になりました)。

アガルートのサイトはこちらです↓↓↓

<総合評価>

以上を総合評価して、私の中ではぶっちぎりの難易度1位です。
受験生の母集団は★3にしましたが、短答通過者を母集団とすると★5になります。
これに試験問題の難易度、合格率を加味すると、難易度1位になります。

また、予備試験は短答に合格しても、論文で不合格になると次年度また短答からです。
論文に合格したとしても、口述で不合格になると次年度また短答からです。
つまり合格の持ち越し制度がありません。
また、科目合格制度もありません。
このような制度も併せ考えると、ぶっちぎりの難易度1位になります。

【難易度95】公認会計士試験

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★★★
受験生の母集団の質 ★★★☆☆
合格率 ★★★★☆
試験問題自体の難易度 ★★★★☆

<試験の概要>

「資本市場の番人」などとも呼ばれる、公認会計士になるための試験です。
文系難関試験の国家資格とよばれる試験のうちの1つで(あとは司法試験と国家公務員総合職)、合格後は監査法人などに勤めるのが一般的です。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★★★

試験合格までに必要な勉強時間は、私の場合は約6,000時間でした。
大学1年の5月に、大学3年時合格目標の予備校コースに入学し、目標通りの大学3年時に一発合格しましたが約6000時間の勉強時間を要しています。
予備試験ほどではないものの、かなりの時間を要する試験であることは間違いありません。

②受験生の母集団の質★★★☆☆

公認会計士試験に受験資格はないため、誰でも受験することができます。
ですので、予備試験と同様、受験生の母集団の質自体はそこまで高くありません。
ただ、経済学部生、経営学部生などが受験母集団に多く含まれており、またある程度勉強に自信がある人が集まるため、質は中くらいといえるでしょう。

③合格率★★★★☆

公認会計試験は短答式試験と論文式試験に分かれますが、最終合格率は10%程度です。
短答式試験の合格率はざっくり20%、論文式試験の合格率は、短答合格者の約50%程度と考えてよいでしょう。
年2回短答式試験に合格すれば、論文を3回受けることができます(持ち越し制度あり)。
また、論文式も科目合格制度があり、成績が良かった科目は次年度受けなくても済みます。

④試験問題自体の難易度★★★★☆

予備試験と同じくらい、試験問題も難易度は非常に高いです。
ただ、後述する司法試験(本試験)の方が難易度は高くなるので★4としました。
短答、論文ともに難易度は非常に高いですが、やはり論文式試験があることが難関資格たる理由です。

〇×だけではく、自分の言葉で一から解答を書くレベルに達するのはかなりの勉強が必要です。
計算科目と理論科目があり、まったく性質が異なるため、いずれにも対応するという点では司法試験や予備試験よりも思考の柔軟さが問われる部分があります。

⑤おすすめの予備校

公認会計士試験は、司法試験や予備試験と異なり、市販のテキストが充実していません。
簿記1級くらいまでの範囲であれば市販のテキストで何とかなりますが、理論科目など入ってくるとやはり独学は無理だと思われます(実際に私の周りで会計士試験に完全独学で合格した人は皆無です)。

会計士試験の予備校については、伝統的にはTACと大原の2大(+LECも伝統的に大きめの予備校)でした。
しかし現在はやはり東京CPA会計学院がすごい勢いで、現在はTAC・大原・CPAの三大といっても過言でないでしょう。
私が2021年からCPA会計学院の企業法講師としてジョインしているのもありますが、お世辞抜きでやはり今一番きているのはCPAだと思います。

CPAの資料請求は以下からになります↓↓↓

<総合評価>

以上を総評すると、予備試験ほどではないものの、かなり難易度の高い試験であったことは間違いありません。
合格率という点では予備試験よりは難易度を低く設定していますが、舐めてかかると全然合格できないような試験です。

【難易度85】司法試験(本試験)

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★★★
受験生の母集団の質 ★★★☆☆
合格率 ★★★☆☆
試験問題自体の難易度 ★★★★★

<試験の概要>

弁護士、検察官、裁判官になるための試験である司法試験です。日本最難関の試験として誰もが知っているでしょう。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★★★

私は一度司法試験に落ちています。
司法試験合格までに私がかかった時間は、1回目の司法試験までに予備試験+3,000時間、2回目の司法試験までに+3,000時間です。
予備試験に8,000時間かかっていますので、合格までに14,000時間を費やしたことになります。
やはり最難関と知られるだけあって、かなりの時間が必要だと思います。

制度上、ⅰ法科大学院卒業、またはⅱ予備試験合格が必要になります。どんなに頑張っても予備試験+1年はかかるので、制度上時間がかかる試験です。

②受験生の母集団の質★★★☆☆

ただ、受験資格が設けられていると言っても、正直なところ母集団の質はそこまで高くないと考えて良いと思います。
ⅱ予備試験合格者はかなりの学力があるので受験生の母集団としては最強ですが、ⅰ法科大学院は現状は制度が崩壊しており、定員割れをしている法科大学院も多いです。
なので、時間とお金さえかけられれば法科大学院の卒業はできるので、正直なところ司法試験自体の母集団の質も高くはありません。

③合格率★★★☆☆

現在の司法試験の合格率は20~25%で推移しています。
そう、4~5人に一人が合格する計算です。

もちろん受験資格があるので合格率の見た目以上に難易度は高いといえますが、先ほど紹介した通りもはや法科大学院はお金と時間さえあれば卒業できますので、合格率はやはり高いといえます。

④試験問題自体の難易度★★★★★

私が受けた中で、司法試験本試験の試験問題は最も難易度が高いです。
聞かれる知識も広くて深い、そして単なる暗記だけでは乗り越えられない長い論文式試験。
なので、司法試験が日本一難しい試験だというのは、試験問題の難易度からみればあながち間違いではないかなと思います。

⑤おすすめの予備校

司法試験はある程度市販のテキストなどが販売されていますので、完全独学というのも不可能ではありません。
ただ、範囲が非常に広く、効率的に合格するためには予備校の利用が必須です。

司法試験の予備校は予備試験の対策講座を出している予備校と完全に重複しています。
伝統的には、伊藤塾・辰巳・LECあたりが大手で、現在もなお強大なシェアを取っていることは間違いないでしょう。
他方で、伝統的な予備校に負けない勢いで様々は予備校が新しく出てきています。
新しめの予備校としては、アガルート・資格スクエア・BEXAなどがあります。

私自身は完全に伊藤塾だったのですが、現在のオススメとしてはやはりアガルートでしょうか。
飛ぶ鳥を落とす勢いで、知名度のみならず合格実績を伸ばしている予備校になります(テレビCMなどでも話題になりました)。

アガルートのサイトはこちらです↓↓↓

<総合評価>

以上から、司法試験(本試験)の難易度は85です。
日本最難関の試験として名高い司法試験ですが、合格率や受験生の母集団の質を考えれば、予備試験や会計士試験より難しいと私の中では結論付けています。

「え、でもお前司法試験一回落ちてるじゃん。予備試験とか会計士試験は一発なのに矛盾してんじゃん」という声は聞こえてきそうなランキングです。
でも今考えると、私の中では予備試験や会計士試験の方が難しいと思います。

予備試験や会計士試験の合格者が司法試験に挑めば大体合格すると思う反面、司法試験合格者が予備試験や会計士試験に合格するのは難しいと断言できます。
なので、このようなランクになります。

【難易度70】メンサ入会試験

試験合格までに必要な勉強時間 ★☆☆☆☆
受験生の母集団の質 ★★★☆☆
合格率 ★★★★★
試験問題自体の難易度 ★★★★☆

<試験の概要>

ちょっと変わってた私が合格した試験として、ジャパンメンサの入会試験があります。
ジャパンメンサとは、全世界の人口の上位2%のIQを持っている人だけが入会できる団体です。
ロザン宇治原や、脳科学者の茂木さんなどが有名どころですが、現時点で日本には3,000人くらいの会員がいます。
メンサに入って何かすごいことがある訳ではないのですが、飲み会をしたり各種イベントをやったりとワイワイやっている団体です。

なお、試験は生涯3回だけ受けることができます。

①試験合格までに必要な勉強時間★☆☆☆☆

このランキングに入れはしたものの、メンサの入会試験についての内容は一切口外禁止とされています。
なのであまり語ることができないのですが、基本的に対策ができる試験ではないので、勉強時間はほぼ不要です。

②受験生の母集団の質★★★☆☆

メンサ入会試験の母集団は謎です。
弁護士や医者もいれば、起業家もいれば、フリーターもいれば、学生もいます。
全人類の上位2%なので、母集団は全人類ということになります。

③合格率★★★★★

試験自体の合格率は公表されていないので全くわかりません。
全人類の上位2%なので、合格率も2%かというと、そういうわけでもないそうです。
メンサを受ける方はIQに自信がある、またはIQを試してみたい、という方なので、合格率自体は結構高いと聞いたことがあります(うわさです)。

④試験問題自体の難易度★★★★☆

試験内容は公開できませんが、個人的には試験問題自体の難易度は★4つです。
詳細は省略します。

⑤おすすめの予備校

メンサの入会に予備校はありません。

<総合評価>

非公開が多く申し訳ないですが、総合評価としては70くらいのイメージです。
だれでも合格できるような試験ではないのは確かです。
試験問題としてもかなり難しく、舐めてかかると全然受からない部類の試験だと思います。
(といっても対策はないのですが)

【難易度60】IPO実務検定(上級)

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★☆☆
受験生の母集団の質 ★★★★☆
合格率 ★★☆☆☆
試験問題自体の難易度 ★★★★☆

<試験の概要>

あまり知られていないかもしれませんが、IPO実務検定試験という試験があります。
IPO、つまり株式公開(上場)に必要な知識を満遍なく問う試験です。

IPO実務検定には標準レベルと上級レベルがあり、標準レベルは択一式のみ、上級レベルは択一と記述から構成されます。

私はいずれも合格していますが、以下では「上級」を想定して書きます。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★☆☆

私が合格するまでに必要だった勉強時間は、標準レベルで丸1日、上級レベルで丸3日くらいだったと思います。
ただ、私は公認会計士と弁護士になった後に受けているのでかなり特殊です。
会計分野と法律分野の勉強がほぼ不要だったので合格できた試験です。

通常であればもっと勉強時間が必要だと思います。
おそらく完全に知識がない状態だと、標準でも50~100時間、上級だと300~500時間くらい必要なのではないでしょうか(根拠はありません)。

②受験生の母集団の質★★★☆☆

受験生の母集団の質はやや高めです。
恐らく、すでにIPO実務についている経理財務の方や内部監査室の方、会計士などが受けている印象です。

なので、おそらく試験を受けている方の母集団はやや高めです。
試験料が2万円くらいかかるので、生半可な気持ちで受ける人は排斥されるという面もありそうです。

③合格率★★☆☆☆

合格率は、標準・上級ともに60%前後と公表されています。
受験生の母集団の質が高いので60%とはいえ結構難しいですが、それでも半分以上が合格するのは大きい事情といえるでしょう。

④試験問題自体の難易度★★★★☆

試験問題は実は非常に難しいです。
標準レベルは受けた直後は「まぁ大丈夫かな」という印象でしたが、上級レベルは「絶対落ちた」と思いました。

私が受けた瞬間に「絶対落ちた」と思った試験は過去にIPO実務検定上級試験だけですので、それだけ難しかった印象です。
択一式も「誤っているものの個数を選べ」という形式が多かったし、記述も何を書いていいのかよくわからないような内容だったと記憶しています。

⑤おすすめの予備校

IPO実務検定においては、公式テキストで対策すれば十分なので、予備校は不要です(というかたぶん対策講義を出している予備校はありません)。

<総合評価>

以上から、IPO実務検定の表かは60です。
会計士だし弁護士だし余裕かなと思いきや、手応え的には最悪だったので、大学生などが目指すとするとかなりの難易度であると思います。

【難易度50】二回試験、修了考査

試験合格までに必要な勉強時間 ★★☆☆☆
受験生の母集団の質 ★★★★★
合格率 ★☆☆☆☆
試験問題自体の難易度 ★★★★☆

<試験の概要>

まとめてしまっていますが、二回試験と修了考査はまったく別の試験です。

二回試験は、司法試験合格後に、1年間の司法修習が終わるときに受ける卒業試験です。
修了考査は、会計士試験合格後に、3年間の実務補修が終わるときに受ける卒業試験です。

試験自体はまったく違いますが、性質としては似ているのでまとめてしまっています。

①試験合格までに必要な勉強時間★★☆☆☆

二回試験も修了考査も、しっかりと司法修習、補修所でカリキュラム通り勉強をしていればそれ独自の勉強はほぼ必要ありません。

司法修習や補修所のカリキュラムを「除けば」、それぞれ1か月くらいの勉強時間で合格できる印象です。
ただし当然のことながら、司法試験や会計士試験に合格するまでの勉強知識が基礎にある前提です。

②受験生の母集団の質★★★★★

受験生の母集団の質はマックスの★5です。
司法試験合格者、又は会計士試験合格者しか受けられない試験ですので、母集団のレベルは非常に高いと思います。

③合格率★★★★★

合格率はいずれも高いです。
「落とす試験」ではなく、実務家になるための登用試験なので「合格させる試験」だからです。

会計士試験の修了考査は合格率60%~70%くらいです。
二回試験の合格率はなんと90~99%くらいです。

合格率としてみるとかなり高いことがわかるかなと思います。

④試験問題自体の難易度★★★★☆

試験問題自体の難易度としてはいずれもかなり難しいです。
実務を意識した、知識だけではない試験問題で、試験時間も長いです。

特に二回試験は、試験時間が1科目8時間弱、それが5科目あります。
体力的にもとんでもない試験ですよね。。
一生受けたくない試験は、間違いなく二回試験です。

⑤おすすめの予備校

二回試験については基本的には修習中の起案でなんとか乗り切れるので、過度に恐れる必要はありません。
ただ、最近は二回試験対策講座を出している予備校、法律事務所なども存在するので、よければ調べてみるといいかと思います。

<総合評価>

以上から、二回試験と修了考査の難易度は50としました。
試験は違いますが、この「落ちられない」という緊張感は、本当にすさまじいものです。

【難易度45】TOEIC730点

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★☆☆
受験生の母集団の質 ★★☆☆☆
合格率 ★★★☆☆
試験問題自体の難易度 ★★★☆☆

<試験の概要>

さてここからは結構イメージしやすい試験かなと思います。
まずは有名な英語の試験、TOEICです。

私の英語レベルは、大学受験(法政大学)の受験レベルくらいで、その後社会に出て少しTOEIC用にちょっと勉強したくらいです、

TOEICのような語学試験については人によって難易度の感じ方は全く異なるかなと思います。
帰国子女レベルだと「TOEIC730なんてノー勉でしょww」と思われるものかなと思います。

でも私は、監査法人にいたころに少しTOECの勉強をして、やっと730点を取れました。
730点が私のなかでは最高得点です。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★☆☆

なんとも難しいところですが、TOEIC730点を取るには私の中ではそこそこ勉強時間が必要でした。
英語は小学校のころから義務教育で触れてますし、大学受験でも結構な時間を費やしています。

社会人になってから、TOEICの勉強をぼちぼちやり始め、大体300時間前後は勉強したのではないでしょうか。

②受験生の母集団の質★★☆☆☆

TOEICは誰でも受けられるので、母集団の質は高くありません。
でも、ある程度英語の勉強をしている人、TOEICを受けるよう会社から言われている人などが受けるので、質が低すぎるということもないと思います。

③合格率★★★☆☆

TOEICはご存じの通り10点~990点までの点数があり、合格・不合格はありません。
なのでなんとも言えないのですが、730点を取れる人はまぁまぁ英語の勉強をしてきた人だと思うので、合格率は★3つとしておきます。

④試験問題自体の難易度★★★☆☆

試験問題自体の難易度はどうなんでしょう。
英語の試験をあまり受けていないのでちょっとよくわかりませんが、大学受験のMARCHレベルは超えていると思っています。
簡単な写真問題などもありますが、最後の方の長文読解的な問題はそこそこ難しいのも入っているような認識です。

⑤おすすめの予備校

TOEICについては市販のテキストがとてつもなく発売されています。また、各種予備校なども対策講座を出しています。
私自身は予備校を利用したことはないので、おすすめできる予備校はありません・・・

<総合評価>

以上から、TOEIC730点は、ランクで言うと45くらいかなと思います。
といっても、先ほど書いたように、なかなか語学試験の難易度は測りにくいので何ともいえないところはあります。

【難易度40】高校受験(神奈川県の公立高校)

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★☆☆
受験生の母集団の質 ★☆☆☆☆
合格率 ★★★★☆
試験問題自体の難易度 ★★☆☆☆

<試験の概要>

高校入試の難易度です。
私は神奈川県の厚木高校という公立高校出身です。
厚木高校は、一応神奈川県の中では進学校に位置付けられる高校で、高校入試の偏差値で言うと65超くらいの高校です。

TOEICと同様、高校受験もなかなか比較が大変ですが、一応、40くらいとしておきます。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★☆☆

地方の進学校に合格するには、結構な勉強時間が必要です。
特に、高校受験では内申点が大きく加味されるので、内申を稼ぐための勉強も含めれば、中学時代はずっと勉強をしながら部活などをしていた感覚です。

内申以外にも、部活引退後の約半年くらいで結構勉強した記憶があるので、勉強時間は結構いっていたと思います(何時間かはよくわかりませんが)。

②受験生の母集団の質★☆☆☆☆

受験生は義務教育を受けたほぼすべての中学生が相手ですので、質としては高くありません。
厚木高校の受験者という意味で母集団を定義するのであればかなり高くなりますが、受けようと思えばだれでも受けることはできるので、母集団の質としてはやはり高くないと評価しました。

③合格率★★★★☆

偏差値65超の高校に合格するのは、受験生全体からすればやはりかなり上位層です。
なので、合格率としては★4くらいの難易度といえるでしょう、

④試験問題自体の難易度★★☆☆☆

高校受験(公立高校)の試験問題のそこまで難易度は高くはありません。
満点を取るのは難しいですが、義務教育を受けた全国の中学生を対象とするので、基本的には基礎力が問われる問題です。

⑤おすすめの予備校

ちょっと私のころ(2002年入学)と比べるとどうなっているのかわかりませんが、私は地元にあった「厚木ゼミナール」という予備校に通っていました。
あのころは厚木高校に入りたければ厚ゼミ、というくらいの勢力図でしたが、いまはどうなのかよくわかりません。

<総合評価>

以上を総合評価すると、厚木高校に入るのはそこそこの難易度があり、40くらいには位置付けられるのではないでしょうか。

【難易度35】大学受験(MARCH)

試験合格までに必要な勉強時間 ★★★★☆
受験生の母集団の質 ★★☆☆☆
合格率 ★★★☆☆
試験問題自体の難易度 ★★★☆☆

<試験の概要>

続いて大学受験です。
私の場合、法政大学経営学部に現役合格でした。
第一志望は横浜国立大学だったのですが、横浜国立には落ちてしまったので法政大学に進学することにしました。
私が受けた当時の法政大学経営学部の偏差値はたしか60前後だったかなと思います。

①試験合格までに必要な勉強時間★★★★☆

大学受験については結構勉強しました。
「会計士試験、予備試験、司法試験に合格するような人が法政大学出身なんて、大学受験時代は勉強してなかっただけでしょ」とたまに言われます。

しかしその当時は勉強方法の重要性に気づいていなかったので、勉強自体はかなりしていました。
高校1年から塾に通っていましたし、高校3年の部活引退後からはひたすら勉強していました。

なので、勉強時間はかなり費やしていると思います。

②受験生の母集団の質★★☆☆☆

受験生の質としては、高校卒業していれば(もしくは大検に合格すれば)誰でも大学受験をすることはできるので、高くはないと言えます。
法政大学の受験者と捉えれば質はもう少しあがると思いますが、そうはいっても東大京大や早慶などに比べれはそこまで高いとは言えないでしょう。

③合格率★★★☆☆

合格率も評価が難しいところです。
私が受けたときの法政大学経営学部の倍率は5~7倍だったようにうっすら覚えていますが、あまり記憶にありません。
いずれにせよ、そこまで合格率が引く試験ではないと思います。

④試験問題自体の難易度★★★☆☆

法政大学経営学部の受験科目は英語・国語・日本史の3科目だけでした。
試験自体はそこそこの難易度だったとは思いますが、3科目で良いのであれば試験問題自体の難易度は高いとは言えないかなと思います。

⑤おすすめの予備校

大学受験予備校は数多くありますので、私が言及するのはおこがましいかなと思います。
一応、私が通っていたのは河合塾ではありました。

<総合評価>

以上から、大学入試(法政大学経営学部)の難易度は35くらいです。
先ほども書きましたが、当時の私の本気の学力が35くらいだったということです。
やはり勉強方法って非常に大事なのです。

【難易度20】ITパスポート

試験合格までに必要な勉強時間 ★★☆☆☆
受験生の母集団の質 ★★☆☆☆
合格率 ★★☆☆☆
試験問題自体の難易度 ★★☆☆☆

<試験の概要>

ちょっと路線の違う試験であるITパスポートそいう試験も合格しています。

ITパスポートとは、昔の「初級シスアド」という試験の名前が変わったもので、ITやシステム、情報システムに関する入門資格です。

こちらは実は国家資格でして、修習同期と一緒に受け、司法修習中に合格しました。
私が受けた中で一番難易度の低い国家資格なので、国家資格を取ってみたいと思う方は受けてみるのがおすすめです。

①試験合格までに必要な勉強時間★★☆☆☆

ITパスポート合格までに費やした勉強時間は30時間くらいです。
といっても、まずノー勉で過去問を解いたところ合格点を超えてしまっていたので、私個人としては0時間でも合格できたかもしれません。

私の場合は会計士の知識と司法試験の知識が活きる分野もあり、あまり勉強派必要ありませんでした。
でも過去問を解き、ある程度テキストを読むと、多少の時間は必要かと思います。

②受験生の母集団の質★★☆☆☆

だれでも受けられますし、国家資格ということもあり、結構いろいろな人が受けています。
母集団の質という意味では高くはないでしょう。

③合格率★★☆☆☆

ITパスポートの合格率は50%前後と公表されています。
2人に1人が合格できますので、難易度としてはそこまで高くないでしょう。

④試験問題自体の難易度★★☆☆☆

勉強内容の範囲は結構広いですが、いずれも択一式の問題でひっかけもなく、試験問題自体の難易度としては高くありません。
時間としても普通に解いていけば見直す時間もあるくらいの余裕がある試験時間です。

⑤おすすめの予備校

ITパスポートについては公式テキストで勉強すれば十分ですので、特に予備校などは必要ないと思います。

<総合評価>

以上から、ITパスポートはかなり難易度が低く、お手軽な国家資格だといえます。
ただ、私は会計分野と法律分野が勉強しないでも解けたので、そこを1から勉強するのであればもう少し難易度は高いかもしれません。

なお、ITパスポートについては以下で記事にしていますので、よければご覧ください。

【実はITパスポート以外の受験生向け】ITパスポートの勉強方法 重要度:★★★★☆ こんにちうかるー! いよいよ夏になりましたねー。暑い! この記事の目的 この記事は、「ITパ...

④試験問題自体の難易度★★☆☆☆

勉強内容の範囲は結構広いですが、いずれも択一式の問題でひっかけもなく、試験問題自体の難易度としては高くありません。
時間としても普通に解いていけば見直す時間もあるくらいの余裕がある試験時間です。

<総合評価>

以上から、ITパスポートはかなり難易度が低く、お手軽な国家資格だといえます。
ただ、私は会計分野と法律分野が勉強しないでも解けたので、そこを1から勉強するのであればもう少し難易度は高いかもしれません。

【難易度10】MOSワード・エクセル

試験合格までに必要な勉強時間 ★★☆☆☆
受験生の母集団の質 ★☆☆☆☆
合格率 ★☆☆☆☆
試験問題自体の難易度 ★☆☆☆☆

<試験の概要>

MOS(モス)とは、「Microsoft Office Specialist」の略で、マイクロソフト社が開催している試験です。
Word、Excel(あとPower Pointもあったかな?)の試験があり、私は大学4年の時にWordとExcelに合格しました。

WordやExcelの基本操作を一通り学ぶことができる試験です。

①試験合格までに必要な勉強時間★★☆☆☆

私の場合、大学4年の時の課外授業?みたいので、週1、2時間、10コマくらいの授業を受けました。
でも、公式テキストさえあればそれをやり続ければ普通に合格できるかなと思います。

②受験生の母集団の質★☆☆☆☆

だれでも受けることができます。私のような、就職前の大学生もいれば、社会人もいれば、高校生もいます。
母集団の質としては高くないでしょう。

③合格率★☆☆☆☆

合格は何と公表されていません。噂では、80%くらいは合格しているとのことです。
落とすような試験ではなく、また企業が自社ソフトを使えることを証明してあげるという性質の試験なので、たぶん実際に80%くらいは受かっているのかなと思います。

④試験問題自体の難易度★☆☆☆☆

試験問題自体も難易度は高くありません。
公式テキストに従い勉強していれば、合格できるような試験です。
ちなみに公式テキストはこちらです↓



うん、私もこのテキストでした。10年以上前ですが変わってないんだw

⑤おすすめの予備校

MOSについては上記の公式テキストで勉強すれば十分ですので、特に予備校などは必要ないと思います。

<総合評価>

総合評価としては、10です。
やりがいはありませんが、社会に出るうえでWordやExcelの技能は非常に重要なので、受けてよかったという意味ではかなり上位に位置するかもしれません。

【難易度5】自動車免許

試験合格までに必要な勉強時間 ★★☆☆☆
受験生の母集団の質 ★☆☆☆☆
合格率 ★☆☆☆☆
試験問題自体の難易度 ★☆☆☆☆

<試験の概要>

最後は、だれもが知っている試験、自動車免許です。
私は普通自動車のマニュアル式の免許を持っています。

①試験合格までに必要な勉強時間★★☆☆☆

免許の試験には、学科と実技がありますが、それ以上に教習所に通って、講義を受けて、実技の単位も稼ぐのが結構時間かかりますよね。
なので勉強時間としては★2つです。

②受験生の母集団の質★☆☆☆☆

自動車免許は、それこそ年齢制限さえ満たせば誰でも受けられる試験ですので、母集団は制限はありません。

③合格率★☆☆☆☆

普通免許の合格率は80%弱だそうです。
落ちても何回でも受けられますし、最終的にはほぼ全員が合格する試験と言えるのではないでしょうか。

④試験問題自体の難易度★☆☆☆☆

筆記試験も常識的に答えれば当たりますし、実技も教習所に通っていればあまり落ちるような試験ではありません。
なので、試験問題自体の難易度も高くないと言えます。

⑤おすすめの予備校

自動車免許については各教習所の敵機ストで勉強すれば十分ですので、特に予備校などは必要ないと思います。

<総合評価>

普通自動車免許の難易度は5です。
多少の勉強は必要ですが、基本的は誰でも免許を取得できますので、このような結果になります。

おわりに


いやー疲れた!
記念すべき100個目の記事だからと言って気合を入れすぎました。
この記事書くのに6時間くらいかかってますからね。。

どこまで為になる記事かはわかりませんが、何かの参考になれば幸いです。

ほなまた!

jijiキュラ
jijiキュラ
かなり色々うかってるやん!
勉強記事一覧 本ブログの勉強方法の記事を体系的にまとめております。 随時更新していきます。 勉強方法全般 (1)全般...
★書籍情報★

①「図解でわかる 試験勉強のすごいコツ」(日本実業出版社、2022)
jiji2冊目の単著が発売されました!
私が各種試験を合格してきて体得した「試験勉強のコツ」を、全て図解付きで50個紹介しています。
私が考える究極の勉強方法を紹介しており、資格試験はもちろん、中高生の受験勉強にもお役立ちできるような内容になっています!

②「司法試験・予備試験 この勉強法がすごい!」(中央経済社、2019)
jiji初の書籍です。
題名は司法試験・予備試験としていますが、全ての試験に共通する勉強方法が8割程度です。
ブログには敢えて書いていないクリティカルな勉強方法(スイッチバック法、暗記カード作成術、短答過去問加工法、論文完璧答案構成法)はこちらの書籍をご覧ください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。