重要度:★★★☆☆
こんばんうかるー!
今日は妻の誕生日だったので、この3年間分の思い出をギッシリ詰めたメモリーツリーを作ってプレゼントしました。
お金かからない割にいいプレゼントだと自負しております。3年前の誕生日も妻と出会ってからのメモリーツリーをあげたので、第二弾で、繋ぐことができました。喜んでもらえたようで良かった良かった。
試験1週間前
というのは置いておいて、今年はコロナの影響で各種試験の日程が延期されました。
この記事を書いている時点で、司法試験はちょうど1週間前になります。
コロナも再度感染拡大してきているため再延期などの意見もでているところではありますが、試験委員会がやるというのであれば受験生としてはやるしかないでしょう。
そこで今日は、試験〇日前にやるべきことシリーズとして、試験1週間前にやるべきこと(やるべきでないこと)を紹介していきます。
なお、試験〇日前シリーズは既に何個かありますのでよければご覧ください。
先日のツイート
先日、試験1週間前にやるべきことをツイートしましたのでまずはそちらから。
✔︎試験1週間前にやるべきこと
・本試験と同じ時刻に起き、寝る
・山当てしすぎない
・予備校の出題予想とかを気にしすぎない
・これまでやったことを復習する
・新しい参考書は読まない
・新しい知識を無理に入れようとしない
・SNS見過ぎない
・勉強をし続ける— 弁護士公認会計士jijiたん Lv.87 (@jijijilijijiji) August 3, 2020
一部内容が重複している部分もありますが、今日はこれに基づいてもうすこし解説していくことにしましょう。
試験1週間前にやるべきこと
①本試験と同じ時刻に起き、寝る
まず試験1週間前まで来ると大事なのが、勉強を死ぬほどやり続けるのではなく、体調を本試験に合わせていくこと。
本試験と同じ時刻に起き、本試験と同じ時間に寝ます。
本試験前日に11時に寝て、本試験当日に7時に起きる予定であれば、そのような生活リズムに整えます。
これは、人間の体が一日で本試験モードになるのは無理だからです。
前日までフル回転で勉強し続けると、大体前日は寝付けなくなります。また、当日朝は寝起きが悪くなります。
なので、少なくとも1週間前からは、当日の試験中に頭をフル回転できるようにすべく、当日と同じような時間で生活することを心がけます。昼寝もしないようにするのがいいでしょう。
②山当てしすぎない
試験が近づくと、今年は何が出るのかが気になり、やたらと過去問の傾向などを探り、山アテをしたくなります。気持ちはわかります。
でも!
本試験は満遍なく出題されます。
ある科目では山アテしたある分野が出たとしても、他の科目では山アテしたところは出ません。つまり平準化されます。
なので、山アテって正直あまり意味がありません。
私も司法試験前日には、司法試験に全く関係のない友達に1から1000までの数字を言ってもらい、その数字の民法の条文をしっかり復習しておく、というような山アテゲームみたいのをやりましたが、それはもはや娯楽の域です。
本気で狙おうとしても絶対に当たりませんので、山アテはほどほどにしましょう。
③予備校の出題予想とかを気にしすぎない
この時期になると、予備校が「超直前山アテ講義!」とか「超直前山アテレジュメ!」とかを配布し始めます。
予備校によっては試験会場に行くまでの間に予想問題的なものを配っていたりもします。
それはそれでいいのですが、そういうのに惑わされないことが重要です。
この時期は何よりも、これまで自分がやってきたことを振り返り、やるべきことを淡々とやることが大事です。
予備校の山アテ系に振り回されないようにしましょう。
山アテ系の講義などで自分がいままであまりやっていなかった分野が出てくると焦ってしまいますしね。
④これまでやったことを復習する
試験1週間前は、新しいことに挑戦すべきではありません。
恐らく、ここまでやってきた受験生は、これまで相当勉強してきています。
受験は10の曖昧な知識より、1の確実な知識の方が圧倒的に大事です。
これまでやってきたことが完璧な人はいません。でも、あと1週間あればより一層、これまでの知識を定着できるはずです。
新しい知識はどうしても使い方があやふやで、あと一週間で確固たる知識になるのは難しいです。
なので、いままでの知識を復習するのが最優先です。
いままでやってきたのであれば、「知ってる知ってる」と思えることも多く、「なにこれわからない!」という焦りも感じずに済みます。
⑤新しい参考書は読まない
④と重複しますが、新しい参考書に手を出すのは絶対NGです。
どうしても1週間前になると、色々不安になります。
でも、本当にこれまでやってきたことは完璧ですか?
本当に新しい参考書を一週間でやりきれますか?
どうしても新しい参考書は良く見えるもの。でもそれは隣の芝が青いのと同じです。
参考書を今から買うのは絶対無駄ですので、絶対に買うのはやめましょう。
⑥新しい知識を無理に入れようとしない
④⑤と同じですが、新しい知識はもはやこの時期は不要です。
いままで学んだことを、何回も何回も繰り返し、より一層理解を深められるよう、出題されたら瞬時に思い出せるよう、復習を繰り返します。
新しい知識はどうしても応用が利かず、実践的な知識になりませんので、この時期は入れる必要がありません。
新しい知識より、いままでの知識。これは絶対です。
⑦SNS見過ぎない
1週間前になると、どうしても精神的に不安定になりがちです。
特に今年はコロナなどもありますので、SNSを見てしまうかもしれません。
でも、SNSを見るとどうしても不安になってしまいます。
「〇〇という論点がでるって〇〇大学の教授が授業で言ったらしい」とか、「俺は模試でAランクだったぜ!」とか、SNSには不安を増強する要素しかありません。
なので、SNSを見るのは極力控えましょう。この時期になったらSNSから得る知識・メリットはほぼ無いと考えて間違いありません。
⑧勉強をし続ける
最後に、勉強をし続けること。
どうしても直前期は勉強が手につかなくなりがちです。
これはセルフハンディキャッピングという心理学上有名な現象なので仕方がないことですが、例え手につかなくても勉強を続けること。
頭に入ってこなくても、テキストを読み、過去問を解くこと。これが非常に大事です。
これまでの努力を無駄にしないためにも、この最後の期間で嫌でも勉強をし続けるべきです。
なので、勉強をし続ける。これは非常に重要です。
なお、セルフハンディキャッピングについては以下の記事で取り上げていますのでよければご覧ください。
おわりに
今日は、試験一週間前の心得を解説してきました。
なかなか難しい部分もあるかもしれませんが、とにかく試験一週間前はなかなか勉強が手につかなくなる期間です。
多少勉強時間が減ったり、集中力が減ったりするのは仕方ないです。でも、これまでやってきたことを中心に、勉強を続けること。
これが最も重要なことです。
是非この1週間、悔いの無いように頑張ってください!
ほなまた!
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