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【試験〇日前シリーズ】試験「1か月前」にやるべきこと【5箇条】

重要度:★★★★☆

こんばんうかるー!
今日は半沢直樹でしたね。いや本当にモチベあがりますね。しかし第2弾になって演技がややオーバーに見えるw

試験〇日前シリーズ


さて今日は、試験〇日前シリーズです。

試験当日、試験前日は以下の記事になりますのでよければ併せてご覧ください。
試験3日前、試験1週間前・・・と順番にいきたかったですが、いろいろな試験が試験1か月前くらいの時期ですのでこちらの記事を先に書いておきます。

【試験○日前シリーズ】試験「当日」にやるべきこと【13箇条】 重要度:★★★★☆ こんばんうかるー! いよいよ我が家に戻ってきました(長男が生まれてから1週間ほど妻の実家でした)。 ...
【試験○日前シリーズ】試験「前日」にやるべきこと【8箇条】 重要度:★★★★☆ こんばんうかるー! なかなか過ごしやすい気候ですね。この後もっと暑くなってしまうんですかね。 ...

先日のツイート


先日以下のようなツイートで、試験1か月前にやるべきことを書きました。


「鉄則3つ」と書いていますが、「鉄則5つ」の誤植です。失礼しました。

今日はこちらを解説していきましょう。

試験「1か月前」にやるべきこと【5箇条】

その1:他の参考書を買わない

まずはこれですね、他の参考書を買わない。これは鉄則中の鉄則です。

直前期になると、どうしても「あれもやってない、これもやってない」「ここの知識がいまだに理解できない」などと不安になります。
そこでついやってしまうのが、新しい参考書に手を出すことです。
どうしても今までやってきた参考書やテキストよりも、他の参考書の方がわかりやすく感じてしまいます。

しかし、他の参考書がわかりやすく見えてしまうのには理由があります。

他の参考書が良く見えてしまう理由

  1. いままで使っていた参考書でも知識の下地ができているから
  2. 他の参考書だと違う角度で書いてあるから

私の結論はこの2点です。おそらく、他の参考書を先にやっていたとしても、それだけでは理解できていないはずです。今までの参考書で勉強した経緯があるからこそ、他の参考書がわかりやすく「感じる」だけです。

他の参考書を読んで理解が進むことは確かにあるのですが、そうでない部分だってあります。
いままでのテキストでわかっていた部分を再度新しい参考書で読むことで、時間の無駄も生まれます。今までの参考書で書いていなかった知識などがあるとさらに不安をかきたてられます。

なので、特に1か月前という直前期には新しい参考書には手を出すべきではありません。

その2:模試の結果に一喜一憂しない

試験1か月前というと、大体全国模試などが開催されますよね。その結果も返ってきている時期かと思います。

この模試の結果に、一喜一憂しない精神力も重要です。

成績が良かった方は、それはいままでの努力の成果なので、胸を張って構いません。
でも、所詮模試は模試です。予備校の答練に慣れていただけかもしれませんし、得意なところが出ただけかもしれません。
なので、成績が良くても気を抜かないこと。これは非常に重要です。
あと1か月、冷静に頑張れば合格も近いはずです。

成績が悪かった方は、それはいままでの努力の表れなので、真摯に受け止めましょう。
でも、これもまた、所詮模試は模試です。本試験とは違います。E判定で合格した人だっていくらでもいます。
成績が悪くてもそこで諦めることなく、残りの期間で一生懸命勉強し続ければ、逆転も十分可能です。
ただ、成績が悪かったのは真摯に受け止めましょう。

その3:体調を崩さない

試験1か月前から試験本番までは、淡々と勉強を続けるのは大事ですが、それ以上に大事なのが体調管理です。
この期間に、3日風邪で寝込んだり、1週間風邪気味でなかなか勉強に集中できなかったりするのはあまりにも勿体ないです。

試験までの1か月という期間は、そこで学んだことが記憶の浅いところに残っている状態です。
なので、この期間に学んだことは試験本番で出題されると思い出しやすい知識になります。
この期間には1秒でも長く、1ページでも多く勉強すべきなのです。

ただ、勉強しすぎて体調を崩すと結果的に勉強時間が減ってしまうので、体調を崩さないギリギリのところまで勉強するようにしましょう。

その4:不安になっても勉強し続ける

試験直前になるとなぜか勉強が手につかなくなる方がいます。
理由は心理学的に解明されています。セルフハンディキャッピングという現象です。

万が一試験が不合格だった場合に、「あんなに勉強したのに落ちた」というのではなく「直前期に勉強しなかったから落ちた」と思い込めるようにすることで、自分を守る、人間の本能的な行動です。

セルフハンディキャッピングと勉強の関係については以下の記事で紹介しています。

【心理学】セルフ・ハンディキャッピングを理解して勉強に活かす 重要度:★★☆☆☆ こんばんうかるー! 今日からまた、原則出社・例外在宅となりました。やはり移動時間がもったいなく感じて...

でも、直前期にセルフハンディキャッピングがきたとしても、全然やらないのはだめです。せいぜい2~3時間の映画を観る、くらいにとどめましょう。
なお、私はなぜか試験直前になると「プラダを着た悪魔」を観たくなるので、試験直前でも観ていました。


ほんとやる気出る映画ですよね。

その5:過去問中心の勉強

最期に、試験直前に限ることではないですが、特に試験直前に意識したいのが、過去問中心の勉強です。

何度もこのブログでも説明していますが、試験勉強は過去問に始まり、過去問に終わります。

直前期になるとどうしても不安なことが山積みになってしまいますが、あくまで過去問がゴールです。
過去問を軸に、足りない知識・足りない書き方を補充していきましょう。

おわりに


今日は、試験1週間前にやるべきこと(やるべきでないこと)を解説してきました。

試験1か月前は、それまで順調に勉強できてきた方にとっては気を抜かない期間、それまで思うように勉強できなかった方には逆転のための期間です。

それまで順調に勉強できてきた方なんて実際はほとんどいません。
たとえ模試でA判定を取っても、足りないことはたくさんあるはずです。

悔いのないように、最後の一秒まで勉強頑張っていきましょう!

ほなまた!

jijiキュラ
jijiキュラ
あせらず、コツコツ!
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