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【答練一元化法】論文答練を効果的に復習する方法【実物写真あり】

重要度:★★★★★

こんにちうかるー!
いや久々の更新になってしまいました。昨日、一昨日は夏休みをとり、長男初のディズニーに行ってきました。

論文答練を効果的に復習する方法

さて今日は、論文答練を一元化して効率的に復習する方法を、実際に私が使っていた教材の写真も使って紹介します。
非常に重要な記事ですので、★5にしています。

「論文答練は受けるけど、受けておわりになっている」
「答練後に弱点ノートをつくっているけど、どうも一元化できない」
「答練後に復習はするけど、その答練を見直そうと思えない」

こんな悩みってあると思います。
短答式の答練だとそれをもう一回解けば自動的に復習もできますが、論文はもう一度書き直そうとはなかなか思えないですよね。

私もそのような悩みを抱いていたので、今日紹介する方法を編み出しました。
是非参考にしてみてくださいね。

なお、この方法は、基本的には予備試験、司法試験、公認会計士試験(理論科目)を想定した復習方法です。
会計士試験の計算科目はおそらく使えないのでご了承ください。

実物写真

まずは実物写真から見ていただいた方がイメージが湧きやすいと思いますので、写真から。

わかりますかね?
ちょっと写真だと説明が難しいのですが、1枚目の写真と3枚目の写真は同じページです。
手順を追って説明します。

論文答練一元化法のやり方

では、「論文答練一元化法」のやり方を紹介しましょう。

STEP1:講師作成答案を入手する

まず、論文の答練を受けたら、講師作成答案を入手します。

なければ予備校の模範解答でもいいのですが、予備校の模範解答は得てして「完璧答案」になっています。
司法試験であれば8ページのフル答案となっており、全ての論点を網羅的に答案に表現しています。

でも、それは現実的な答案ではありません。
模範解答は模範解答で重要なのですが、やはり一番参考になるのは講師作成答案です。

講師が、制限時間と周囲の受験生を意識して、「これであれば現実的に合格できる答案」というのが講師作成答案です。

こちらの答案の方が、様々な工夫を凝らして(いうならば一文字一文字に魂を込めて)つくられた答案ですので、復習に向いています。

STEP2:2アップ両面・A3サイズで印刷する

講師作成答案を入手したら、2アップ両面・A3サイズで印刷します。

通常はA4片面などで配られると思いますが、おすすめは圧倒的に「2アップ両面・A3」です。

私が使っていた伊藤塾の答練だと、A4の1ページに2頁分の解答例が書いてありましたので、2アップ両面・A3で印刷すると、表に4頁、裏に4頁の解答例が載りますので、なんとA3一枚に解答例が収まります。

うん、非常に言葉で表現するのが難しいです。
もう一度写真を載せましょう。

↑これが、表面です。
答案でいうところの1頁目~4頁目が入っているのがわかりますでしょうか。


↑裏面がこちらです。
この回の講師作成答案は4頁ちょっとの答練でしたので、裏面はほぼ白紙になっています。

もし8ページの答案例だったら、裏面もびっしり文字が載っていることになります。

STEP3:解説講義を受ける

レジュメを印刷したら、いよいよ解説講義を受けます

たまに答練を受けて解答を入手したら講義を省略する人がいますが、おすすめしません。
答練の解説にこそ講師の腕の見せどころです。

これまで教えてきた知識を、どのように論文答案で表現するのか。
その際にどのような思考回路をたどり、どのような工夫をして答案を書くのか。

それを聞くのが答練の解説です。
絶対に解説講義は聴きましょう。

STEP1と2で事前に印刷したA3のレジュメに、全てのメモをします。

ポイントは、解説レジュメなどにはメモしないことです。

予備校の答練解説レジュメってあると思いますが、結構分厚いですよね。
解説レジュメ自体は知識の補充になるので分厚くていいのですが、それは辞書みたいなもので、その後の復習には基本的には使いません。

事前に印刷したA3一枚のレジュメに、すべてを集約する。
これこそが一元化です。

STEP4:答案例を加工する

解説講義をうけ終わったら、いよいよ自分で復習です。

まずは講師作成答案を自分なりに加工します。

↑こちらの答案例でいえば、赤の四角で囲った部分が、いわゆる「規範」の部分です。

法律論文は規範と当てはめをしっかり別けることが重要ですので、このように規範部分を囲ってしまうとかなり読みやすくなります。

また、オレンジのアンダーラインは「条文の文言」の引用部分です。
法律論文はしっかり条文を引用し、条文に沿って解釈、あてはめを展開する必要がありますので、文字をアンダーラインで見やすくしています。

これらの工夫は個人毎にあると思うので、自分なりに答案例を見やすく加工して、理解しましょう。

STEP5:論点を書き出す

答案例の分析がおわったら、仕上げに入ります。
仕上げの第1工程は、答案例の上の余白にでかでかと、論点などを書き出します。


この写真だと、以下のような記載があると思います。

<ペ行4>国賠2Ⅰ、処分性(指定管理者)、裁量(特許)

略語でよくわからないと思いますが、<ペ行4>とは、ペースメーカー論文答練、行政法、4回目、を意味しています。

「国賠2Ⅰ、処分性(指定管理者)、裁量(特許)」は、この答練ででてきた論点です。

これらを上の余白にでかでかと書くことで、あとで見たときに「この答練は何の論点だったかな」とすぐに思い出せます。

STEP6:反省点を書き出す

仕上げの第2工程は、自分なりの反省点を書き出すことです。

上の写真でも、<反省点>というタイトルで、余白部分に赤字で色々箇条書きになっていると思います。

自分が答練を解いた結果、どのように感じたのか、どこができなかったのか、を書き出します。
これは「未来の自分へのメッセージ」の部分で、自分なりの反省点を書き出し、将来見直すときに絶対間違えてはならない点を復習できるようになります。

STEP7:ファイリング

最後に、ファイリングします。

答練の問題や、自分の実際の答案や、解説冊子などはいりません。
このA3のレジュメに全ての要素が詰まっていますので、ファイリングはこれだけでいいです。

答練を50個解いても、ファイリングするのは合計50枚のレジュメだけで収まりますです。
これが非常に重要な一元化です。

「え、でも問題冊子は保存しないの?」という質問がよくきます。

はい、問題冊子は保存しません。
いや、厳密にいうと捨てずに保存はしているのですが、一元化ファイルには挟んでいません。

一元化ファイルはとにかく量を1枚でも減らすことが重要ですので、問題冊子や解説冊子などは入れない方がいいです。

そして、一度解いた答練は、重要なのは問題文よりも解答例の方です。
この解答例を読めば、概ね問題文が思い浮かびますし、そこまで細かい問題文は思い出す必要もありません。

なので、問題冊子や解説冊子は不要で、あくまでA3の1枚に情報を集約化すれば大丈夫です。

論文答案一元化法のポイント

以上が、論文答案一元化の方法です。
A3の1枚で今後復習が可能になるので、非常に効率的です。
また、自分の弱点ポイントなどもしっかり書いているので、非常に効果的な勉強法でもあります。

以下の点などが重要な点なので、もう一度おさらいしましょう。

★論文答案一元化法のポイント

  1. 講師作成答案を使う
  2. →できれば講師作成答案がいい

  3. A3・1枚
  4. →とにかく軽量化

  5. レジュメに一元化する
  6. →とにかくそこに情報を集約する

  7. 反省点を書く
  8. →将来の自分へのメッセージを書く

  9. 解説冊子はファイリングしない
  10. →情報量が多いので不要

おわりに

本日は、論文答案の復習方法について解説してきました。
短答と論文がある試験では、圧倒的に論文が重要です。

その論文をいかにマスターできるかで最終合否が決まります。
短答は知識さえインプットできていれば合格できるという側面もありますが、論文はアウトプットをしっかり練習し、自分の血肉にしていく必要があります。

そのためには論文をいかに復習するかは非常に重要ですので、自分なりの復習方法を確立してくださいね。

ほなまた!

jijiキュラ
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超一元化すべし!
勉強記事一覧 本ブログの勉強方法の記事を体系的にまとめております。 随時更新していきます。 勉強方法全般 (1)全般...
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