重要度:★★☆☆☆
こんばんうかるー!
長男が生まれて2か月半。まだ首は座っていませんが、ついにオモチャをにぎにぎするようになりました。
うちの子天才か・・・?
jiji式勉強法を取り入れるに際しての注意点
さて今日は、具体的な勉強法の紹介というよりは、私の勉強法を取り入れるに際しての注意点を紹介します。
このブログも勉強方法の記事が100個を超えました。
「勉強方法を変えれば人生が変わる!」とモットーに、かなり具体的に勉強法を書いてきました。
さまざまな勉強法をありのまま書いてきて、「やってみました!」や「やってみます!」という声もたくさんんいただいてありがたい限りです。
しかし!
私の勉強法を読んでいただくには、注意点があります。
「あ!なんかすごい人のすごい人の勉強法だ真似してみよ!」というのはちょっと待ってください。
勉強法は人それぞれです。
大げさななことを言うと、人の数だけあります。
私の勉強法をそのまま真似したとしても、しっかり「なぜそのような勉強法をとっているのか」を理解しないと効果は発揮しません。
特に私の勉強法を見ていただくうえで注意していただきたいことを3つ紹介します。
jiji式勉強法を取り入れるに際しての注意点【3つ】
では3つの注意点をご紹介しましょう。
「注意点」というよりは私の「勉強スタンス」そのものです。
①圧倒的な勉強時間
私の勉強方法は、圧倒的な勉強時間を確保できる前提での勉強法が多くあります(もちろんそういう勉強法のみではありませんが)。
専業受験生になり、一日17時間勉強していた時代だからこそできた勉強方法もたくさんあります。
例1:メモリーツリー
例えばメモリーツリー。
私を代表する勉強法の一つですが、メモリーツリーはかなりの時間を要します。
何百枚と書いてきた私でさえ、メモリーツリーを1枚作るのは平均して2~3時間はかかっています。
これは専業受験生だからこそなしえる勉強法の一つです。
例2:完璧答案構成法
次に、完璧答案構成法という方法があります。
私が予備試験論文合格を果たした最も重要な勉強法、完璧答案構成法。
しかし重要な勉強方法すぎるのでこのブログでは公開していませんので、申し訳ありませんが資格スクエア講座
か私の書籍をご覧ください。
この完璧答案構成法も、メモリーツリーと同じく非常に効果的である反面、作るのに非常に時間がかかる勉強方法です。
ではどうするか?
「えーじゃあ社会人受験生には無理じゃん!」
「専業受験生でも、私は10時間も勉強できません!」
という事情もあると思います。
そういう方には以下のようにお勧めしています。
- 勉強法は知っていただき、取り入れるところだけ取り入れていただく
- 勉強法をアレンジして取り入れていただく
メモリーツリーも、是非「苦手な部分」に絞って書き始めた方がいいと思いますし、完璧答案構成法も、講座などで紹介している簡易的な方法を試していただければと思います。
②最初は効果的、最後は効率的な勉強
①とも少し重複しますが、私の勉強法は、とにかく最初に時間をかけてでも効果的な勉強をして、直前期にとんでもなく効率的に勉強できるツールを作ることを目的にしています。
最初はとにかく時間はかかるのですが、試験前日などには全範囲を1時間で総復習できるようなイメージのツールです。
なので、この時間をかけてでもツールを作る段階で、勉強時間が確保できずに本試験を迎えてしまうと、ツールを使うことができずに消化不良で終わりかねません。
なので、もしメモリーツリーを作るのであれば、遅くとも試験半年~1年前には全て終わらせることが目標になります。
そのような時間確保が難しい場合には、上で書いたように、自分なりに部分的に採用するか、アレンジして取り入れるのがいいと思います。
③上位合格ではなく、とにかく速く合格
私の勉強方法は、上位合格を目指すものではなく、とにかく速く合格することを究極の目標にしています。
もちろん合格順位は良いに越したことはありませんが、合格順位を追い求めるが故にあと一年かかるのはダメだと考えています。
順位は何位でもいいから、とにかく一発合格を目指す、それが私の勉強方法です。
なので、細かい知識にこだわるというよりは、皆が取れるような問題でしっかり守れるようにするような勉強法になります。
上位合格するメソッドは、上位合格している人の勉強法を学んでいただくのが一番かと思います。
ただ、時間がかかる可能性はしっかり頭に入れておいた方が良いと思います。
簡単にですが、以上の3点が私の「勉強のスタンス」です。
おわりに
今日は、私の勉強方法を取り入れていただく/学んでいただくにあたっての注意点を3つ紹介しました。
たまにTwitterなどでも「jijiの勉強法は〇〇だからダメ」みたいな批判を受けますが、このようなスタンスにたっての勉強法なので、スタンスが違う方にとっては正しくない勉強法に映るかもしれません。
でも、このブログでも何度も申し上げているように、様々な勉強法を知ることは非常に有益です。
私の勉強方法を批判的に見ていただき、「お、これは使ってみるか」と1つでも試してもらえればいいかなと思っています。
簡単ですが今日はここまで。
ほなまた!
①「図解でわかる 試験勉強のすごいコツ」(日本実業出版社、2022)
jiji2冊目の単著が発売されました!
私が各種試験を合格してきて体得した「試験勉強のコツ」を、全て図解付きで50個紹介しています。
私が考える究極の勉強方法を紹介しており、資格試験はもちろん、中高生の受験勉強にもお役立ちできるような内容になっています!
②「司法試験・予備試験 この勉強法がすごい!」(中央経済社、2019)
jiji初の書籍です。
題名は司法試験・予備試験としていますが、全ての試験に共通する勉強方法が8割程度です。
ブログには敢えて書いていないクリティカルな勉強方法(スイッチバック法、暗記カード作成術、短答過去問加工法、論文完璧答案構成法)はこちらの書籍をご覧ください。