重要度:★★★☆☆
こんばんうかるー!
息子が「きゃはー!」って笑う写真が撮れました。なんでこんな「きゃはー!」って笑ってるんやろw
シールを使った勉強法
今日は、一風変わった、シールを使って勉強を効率的にする方法を紹介します。
この方法は会計士試験受験時代から、予備試験・司法試験受験時代まで私がやっていた勉強法ですが、なぜかいままで書籍や講座、ブログでも紹介してきませんでした。
なんでだろw
ものすごい重要な勉強法、というわけではないのですが、結構効果的な勉強だとは思うので、是非ご覧ください。
シール勉のやり方
さて具体的なシール勉の手順から紹介していきましょう。以下のようにやります。
Step1:シールを用意する
まずはシールを用意します。私が実際に使っていたシールはこちらです。
私は青と緑の2色でしたが、色は何でもいいです。できれば2色あるといいかなと思います。
大きさは、とにかく小さいものが良いと思います。理由は以下でわかります。
私の場合は直径5mmのものを使っていました。多分市販されているシールで最小レベルかなと思います。
Step2:答練を受けるor論文過去問を解く
次に、答練を受けるor論文過去問を普通に受けます。
普通に時間通り解き、解説を聞き、復習をします。
これは普段の勉強のままです。
Step3:出題された部分のテキストにシールを貼る
さてここからがシール勉です。
シール勉とは・・・
論文答練や論文過去問が出題されたテキストの該当箇所に、シールを貼っておく勉強法
たったこれだけです。論文でテーマになった論点や知識ってありますよね。
テキストに戻り、論文で解いたところにシールを貼る。これで終わりです。
平成25年の過去問であれば、シールの横に「H25」、論文答練1回目であれば「論①」と書いておいても良いと思います。
私の場合は、青は過去問、緑は答練、というような色分けをしていました。
たったこれだけでシール勉は完了です。
シール勉のメリット
メリット①:テキストへの一元化
シール勉のメリットは、ずばりテキストを読みながら自分が過去に解いた論文問題を想起することができること。
単にテキストを上から読んでいてもそれは「単なる知識」を読んでいるだけですが、シールが貼ってあるとその出題を思い出しつつテキストを読むことができ、問題に根付いた「生きた知識」を読むことができます。
これが非常に大きいです。テキストにどんどん自分の出会った問題が一元化されていくイメージです。
「どんな問題だったっけな?」と思い出せなければ、シールの横に書いた問題に戻れば、問題を思い出すことができます。
メリット②:重要度が一目でわかる
また、シール勉を行うと、同じ分野でも何回も問われるところはシールが何個も貼られることになります。
そうすると、ビジュアル的にもどの分野が重要かが瞬時にわかるようになります。
シール貼られたところだけ読もう、というような勉強アレンジもすることができ、結構有用です。
シール勉のデメリット
シール勉の唯一のデメリットは、あまりに過去問や答練を受けすぎるとシールだらけになることです。
まぁそんなことにはならないこととは思いますが、なんとなくシールが増えすぎて、私は途中でやめてしまった記憶もあります。
実際のシールの貼り方【実物写真】
私が実際にシール勉をやったときのテキストをお見せしましょう。
こちらは会計士試験時代の私のテキストです↓
こちらは予備試験・司法試験時代の私のテキストです↓
こんな感じです。一見すると意味はわからないと思いますが、私の中では「シールが貼ってあるところは論文で出会った重要な部分!」という気の引き締めができていました。
おわりに
今日は簡単ですがなぜかいままで世に出したことがなかった勉強法、シール勉を紹介しました。
簡単だし効果があるし、是非試してみてください。
ほなまたうかるー!
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