重要度:★★★★☆
こんばんうかるー!
息子が4月半になりました。一時期体重が増えなかったのですが、最近順調に増えてきてくれて良き良き!
勉強方法のおすすめ書籍
さて今日は、勉強方法に関するおすすめ書籍を紹介します。
以前、勉強法に関する書籍で以下の書籍を紹介しました。
紹介した書籍はこちら↓
紹介記事はこちら↓
この本の著者の池谷裕二さんは本当に神です。
非常に薄い本で簡潔に書かれていて、脳科学から勉強方法を解説するすごい本なので是非まだ読んでいない方は読みてくださいね。
でももう中古しか手に入らないみたいですけども・・・
「合格る技術」(宇都出雅巳著)
今日紹介するのは、宇都出雅巳さんの「合格る(ウカる)技術」という本です。
先ほど紹介した池谷さんの書籍が個人的には超絶No.1お勧め書籍なのですが、こちらの宇都出さんの本はダントツNo.2お勧め書籍です。
こちらです↓
池谷さんの書籍が脳科学に基づく勉強法なのに対し、こちらの宇都出さんの書籍はとにかく「試験勉強」の方法を追求した本です。
目次
章ごとの目次はこんな感じです。
第1章 誰でも今日からできる“がんばらない勉強法”
第2章 “がんばらない”のに合格(ウカ)る理由
第3章 「いきなり過去問」が最短ルート!
第4章 合格るための過去問とのつきあい方
第5章 はじめての「テキスト」は目次だけ読む
第6章 “眺め読み”でテキストを1冊まるごと記憶する
第7章 最短合格のコツと試験当日にやるべきこと
ちょっと大きい目次すぎてよくわからないかもしれませんが、第1章でよく陥りがちな「ダメ」な勉強法を紹介し、第2章から、正しい勉強法を紹介する、という構成です。
ちなみに第1章には、こんな「あるある」だけどやってはいけない勉強法について書かれています。
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こんな“がんばりしていませんか?”
- テキスト・問題集をたくさんそろえる
- 予備校の講座をたくさん受講する
- テキストを1ページ目から順番に読む
- わからないところはわかるまでやる
- まとまった時間をとって机に向かう
これらの勉強法は「ダメ」な勉強法なのですが、結構ギクッとしませんか?
非常に重要なことが書かれている第1章です。
この本との出会い、すごいところ
この本に私が出会ったのは、予備試験の勉強を始めたときです。
SNSで知り合った方に教えてもらってすぐ読んだのですが、かなりの衝撃を受けました。
当時私は既に公認会計士試験に合格していたので勉強方法にはある程度自信があったのですが、「なんだこの勉強法は!めちゃ効率的やん!」と直感で感じました。
細かい勉強法というよりは、勉強の概念をぶっこわすような「大きな」勉強法が書かれているという印象です。
特に印象に残る勉強法
こちらの書籍の中で特に私が印象に残っている勉強法を少しだけ紹介させていただきます。
①「いきなり過去問」が最短ルート!
これは、今となっては私の中では「常識」なのですが、当時の自分にとっては結構衝撃的でした。
授業を受けて、答練を受けて、模試を受けて、最後の最後に過去問、というような考えをしている方って結構いると思います。
でも、違うんですよね。
試験で重要なのは、とにかく過去問に早く触れ、過去問を解けるようになるには何をするのかを考え、勉強を進めることです。
そんな「常識」を教えてくれたのがこの本です。
②過去問やテキストをどんどん汚す!
次に、過去問やテキストをどんどん汚すというのもこの本から学んだことです。
どうしてもテキストや問題集って、きれいに保存しておきたいと思いませんか?
しかしこの本に載っているテキストの「汚し方」をみたとき、非常に衝撃を受けました。
こちらです↓
どうですか?すごくないですか?w
これくらい、テキストとか問題集を汚していいんだ!と感動したのを覚えています。
ちなみにこのブログでは紹介していない「短答過去問オレンジペン加工法」はこちらの勉強法にかなり近い勉強法です。
③テキストをバラす
そして、この本にはテキストや過去問を「バラす」ことが重要だと書かれています。
これは私の勉強法の中でいうと、テキストの断裁にかなり近い勉強法です。
私はもはや何かの勉強をするときはテキストを断裁しないとダメ症候群なのですが、その重要性がこちらの本にも書かれています。
バラバラにするメリットはやはり計り知れません。
④高速大量回転法
また、こちらの書籍で紹介されている「高速大量回転法」。
これも私の想像以上の速さ・想像以上の量をガンガン回転する方法でして、非常に衝撃を受けました。
私も1P1M法をはじめ、とにかく早くたくさん回転することで理解が深まるのは間違いないと思っていますが、この書籍の影響だと思います。
おわりに
今日は簡単にですが、私がおすすめする勉強本No.2の「合格る技術」について紹介してきました。
改めて「合格る技術」のすごいところを一言で言うと、「ぶっちぎった勉強法」がたくさん書かれている点です。
「え?こんなにやんの?」「こんな大胆な方法でいくの?」というような勉強法を熱く解説してくださっています。
それは、勉強に対する概念をぶっこわす、私にとってはとてもいい影響を与えて下さりました。
本当にこの本には感謝しています。
気になった方は是非ご覧くださいませ。
ほなまた!
①「図解でわかる 試験勉強のすごいコツ」(日本実業出版社、2022)
jiji2冊目の単著が発売されました!
私が各種試験を合格してきて体得した「試験勉強のコツ」を、全て図解付きで50個紹介しています。
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題名は司法試験・予備試験としていますが、全ての試験に共通する勉強方法が8割程度です。
ブログには敢えて書いていないクリティカルな勉強方法(スイッチバック法、暗記カード作成術、短答過去問加工法、論文完璧答案構成法)はこちらの書籍をご覧ください。