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【生活習慣】合格集団に出会う方法【シャッター勉】

重要度:★★★★☆

「シャッター」とは?

シャッターという”動詞”

jijiキュラ
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おっはうっかるー!

今日は、「シャッター(勉)」という言葉について解説していきます。

実はここいう「シャッター」とは、動詞です。一般的にはシャッターという「モノ」を表す名詞ですが、自分(ないし一緒に勉強していた仲間)の間では動詞として使っていました。

用法としては、
「今日お前シャッターした?」
「うん、今日シャッターした」or「いや、今日シャッターできなかった」
などです。

シャッターとは

さてどういう意味なのかというと、以下のような意味です。

シャッター」・・・
朝、予備校(自習室)のシャッターが開く(物理的にシャッターが上にあがり入れる状態)時間に合わせて予備校に行き、最速で勉強を開始すること。

そうです。いわば「朝活」の話です。予備校や自習室が開くその瞬間に、予備校や自習室の前にいること。それがシャッターです。

Not「営業時間」But「物理的に開いている時間」

実は、予備校や自習室は「物理的に開いている時間」と「営業時間として空いている時間」にはズレがあることがあります。

例えば、営業時間上は9:00~21:00というような表記であっても、実は朝行ってみると7:00に自習室は開いており、22:00まで自習室にいても良い、ということはよくあります。

私が会計士試験で通っていた予備校まさにそれで、朝7:00に実は自習が開始できる環境でした。ただし、営業時間前から自習室に入れるかどうかは予備校にもよりますし、校舎にもよるので、できないところもあります。

シャッターのメリット

シャッターにはさまざまなメリットがあります。

①生活リズムが整う

まずは生活リズムが整うこと。
毎日「絶対シャッターするぞ!」と意気込んで起き、朝7:00に行くと、非常に生活リズムが整います。
朝から活動していると自然と健康にも注意を払う生活になるので、夜更かしもしないですし、とてもいいリズムで勉強を続けることができます
私が会計士試験受験のときは自習室まで遠かったので、5:30に起き、6:00の電車に乗り、6:55に予備校のシャッター前に着く、というのがルーティーンでした。

実際に何時から自習室が開いているのかどうかは実際に行ってみて試してみるしかありません。

②意識の高い人と繋がれる

シャッターをするのは自分一人ではありません。
シャッターに行ってみるとわかるのですが、実は受験生がたくさんいます。普段はそこまでたくさんいませんが、直前期になると、もうシャッター空いてから自習室までダッシュするような席の争奪戦まであります。

ここでシャッター前に並んでいる人は、いわゆる「合格集団」です。朝早くから勉強する意識の高い人たちですから、合格率も自然と高いです。

継続してシャッターすると、次第に顔見知りが増え、休憩時間などで話す機会があると仲良くなったりします。そこで意識の高い人とつながると、自分も意識の高い集団に入り続けなきゃ、と思うためとても好循環になります。

③集中アップ

早朝はそもそも集中力が高まると言われています。7:00に行って勉強を開始すると、午前中だけで相当な量の勉強ができます。

午前中の集中力アップを利用して、勉強をガンガン進めていきましょう。

シャッターしてから何をするか

早朝にシャッターをしたら、その後実際にどのようなことをすればいいのでしょうか。

朝食を食べる

まずは朝食を食べます。
朝食を食べてからシャッターしてもいいのですが、自分は朝ごはんを食べる時間がなかったため(お店も大体閉まってます)、シャッターした後はコンビニに行き、おにぎりやらサンドイッチやらを買い、休憩室で食べていました。

シャッターした人と一緒に朝食を食べるという習慣がついたため、そこで様々な情報交換や雑談でリフレッシュをしていました。

前日の復習

朝食が終わりいざ机に向かったとき、まずは前日の復習をざっとしてしまうことがおすすめです。
勉強は何度も何度も繰り返すことが大事です。意外と、前日やったことなんてすぐ忘れてしまいます。

そこで、まずはざっとでいいので前日の復習をしてしまいましょう。授業のテキストやレジュメをチラ見したり、解いた問題をもう一度チラ見するだけで、定着度がぐんと上がります。目安は15~30分でいいかなと思います。

早朝答練

次にお勧めは、早朝答練を受けることです。
私が会計士試験受験生の時は予備校の早朝答練が7:45~ありました(いまあるのかはわかりません)。
内容としては、1時間で問題を解いて、30分で解説を受ける、というものでした。

以上のような早朝答練を受けると、9時過ぎにはもうアウトプットが終わっていることになります。とても充実した一日になります。

ラジオ体操

番外編として、シャッター後にラジオ体操をするという手もあります。
有料自習室などでシャッターをすると、誰も自習室にいない、ということがあります。そのとき、誰もいない自習室でラジオ体操をするのです。
これは地齋、予備試験、司法試験受験時代に自分がやっていました。

ラジオ体操は脳の血流を良くし、勉強効果を上げることが期待できます。実際、なぜかラジオ体操をすると気分がすっきりするんですよね。

おわりに:シャッターは毎日やることが大事

今日はシャッターという「動詞」について解説していきました。

大事なのは「毎日シャッターする」ということです。1日たりとも休まない!という意気込みが大事です。

jijiキュラ
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シャッターの効能を体感せよ!
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