重要度:★★★☆☆
こんばんうかるー!
いや今週は忙しい。なかなか子どもとの時間も取れていないのが悲しすぎます、jijiです。
試験で時間が足りない人がやるべき対策
さて今日は、時間がないのでサクッと勉強法を紹介します。
題して、「試験で時間が足りない人がやるべき対策」です。
多くの試験は、試験時間との戦いです。
「模試では良い点を取れてたのに、本番ではどうしても時間が無くなる!」
「本番はどうしても焦ってしまい、時間がなくなって頭が真っ白になる!」
こういう方は多いのではないでしょうか。
そんな方にはおすすめめの勉強法が「プレッシャー勉強法」です。
本番で時間がなくなる理由
まず、本番で時間がなくなる理由を考えてみましょう。
本番で時間がなくなる理由は以下です。
★本番で時間がなくなる理由
- 初見の問題に弱い
- 本番でパニックになる
- 判断力が遅い(優柔不断)
- 基礎問題に時間がかかる
- 消去法などを使っていない
主な理由はこれらです。
普段の勉強では何回も同じ問題を解いているのでいいのですが、いざ初見の問題になるとパニックになり、合っているか不安になって優柔不断になることが多いです。
ただ、消去法などを使っていない場合は、明らかに対策不足なので、それは消去法を学ぶようにしてください。
プレッシャー法
実は、上記のような本番で時間がなくなることへの対策は、概ね「プレッシャー法」で克服できます。
プレッシャー法とは
・・・本番の試験時間の3/4くらいの制限時間で問題を解く勉強法
そうです。
どうしても、同じ問題を何回も解くと、考える時間が削減されるため、本番制限時間には余裕ができてきてしまいます。
そこで、敢えて普段から時間を短くすることで、自分にプレッシャーを与えるのです。
重力が通常より重たい場所でトレーニングをしていた孫悟空のように、
素振りでは特に重いバットを使う野球選手のように、
試験勉強でも本番より過酷な条件で勉強をするのです。
時間的なプレッシャーを与えることで、あるとき「あ、この作業って無駄だったんだ」「こういう方法で解けば速い!」というのがわかるようになります。
これこそがプレッシャー法です。
プレッシャー法のメリット
プレッシャー法のメリットは以下です。
①自分の無駄に気づく
まずプレッシャー法を使うことで、自分の無駄な時間に気づくことができます。
- 無駄な下書きは書いていないか?
- 消去法を駆使できていないのではないか?
- もっと速く書く方法はないか?
時間を制限することで、そのような自分の「無駄」に気づくことができます。
②判断が速くなる
試験本番は判断の連続です。
最後の2択まで絞ってからの選び方、捨て問の選び方、メリハリの付け方などなど。
さまざまな判断が迫られますが、制限時間を設けることで、そのような「悩む時間」をどのように削減していくかを考えることができます。
プレッシャー法をやっているときに「なんだこういう解き方があるのか!」と気づくのもよくあります。
③脳に汗をかく
勉強においては「脳に汗をかく」という感覚が非常に重要です。
ぬるい勉強をしているとなかなか脳も汗をかきませんが、時間制限を設けることで脳をフル回転することになり、脳が疲れます。
この「脳に汗をかく」感覚は、何らかのプレッシャーがないと生まれません。
おわりに
今日は、サクッとですが、「試験本番で時間が足りない人がやるべき対策」としてプレッシャー法を紹介しました。
普段から自分にプレッシャーをかけ、脳に汗をかくような勉強を心がけましょう。
不思議なことですが、プレッシャー法を普段からやっていると、試験本番で「時間がぴったり」くらいに終わります。
普段からやっても「ぴったり」なのですから、普段からプレッシャーをかけない場合は時間が足りなくなるのは当たり前です。
自分の弱点がわかっているのであれば、対策あるのみ。
普段からプレッシャーをかけましょう!
今日は簡単ですがここでおわり。
ほなまた!
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