重要度:★★★☆☆
こんばんうかるー!
着々とブログ更新できています。これで20記事くらいは書けましたかね。もっともっと為になる記事を増やしていきたいと思います。
人は一年で100時間も風呂に入っている!
さて今日はお風呂での勉強、いわゆる「風呂勉」についてです。
皆さんはいつもお風呂に何分入りますか?
仮に毎日20分入るとすると、一週間で約2時間、一か月で8時間、一年で約100時間にもなります。
この100時間を有効活用しない手はありません。
風呂勉とはその名の通り風呂で勉強することなのですが、これが結構奥深いのです。
私が試した風呂勉を紹介していきましょう。
勉強への心構え
具体的な勉強方法を紹介する前に、まず心構えから。
私は司法試験、予備試験時代は一日17時間勉強していましたが、それは机の上に向かっていた時間ではありません。
自習室に歩いていく間の勉強(てく勉)、ごはんを食べている間の勉強(パク勉)、そして、お風呂に入っている間の勉強(風呂勉)などの時間もすべて足して17時間くらいでした。
まずは以下のことをしっかり認識しましょう。
- 勉強は机の上だけだやるものではない
- 勉強時間は長ければ良いわけではないが、やはり常に「勉強」は大事
- 様々な勉強法を知り、試し、確立することが大事
以上のことを念頭に、「お風呂の時間を有効活用できないか?」と考えて生まれたのが風呂勉です。
では、具体的に見ていきましょう。
風呂勉のやり方
自分が試した風呂勉は主に以下の3つです。結論としては最後に紹介するやつに落ち着きました。
①壁ペタ法
まずは風呂勉特有の勉強、壁ペタ法です。
まず用意するのは「濡れても大丈夫な紙」、つまり耐水性のあるノートです。
探した結果、意外と壁に濡れても大丈夫な紙って売ってるんですよね。自分が使っていたのはもう売っていないみたいですが、こんなやつです。
耐水ノートにどうしても覚えたい論証などを油性マジックペンで書きます。それをお風呂に持っていき、「今日はこれを覚える!」と決めてお風呂に入りながら音読したり暗唱してみたり、記憶していきます。
一度使った紙は、お風呂の壁にペタペタ貼っていきます。
私の場合、実家のお風呂だったのですが、親の知人が家に泊まりに来た際に「なんなんあの風呂!?」と驚かれた記憶があります。だいたい20枚くらいを壁一面に貼って、日々見るようにしていました。
お風呂場は濡れているので、紙がペタっと張り付くんですよね。
これを定期的に手に取り、見ては、覚えていきます。
②条文素読
続いて試したのは、条文の素読。
お風呂の蓋をして、タオルを敷いて、条文の素読をするのですが、湯気がありますし、ついうっかりすると濡れてしまうため、普段使いしているテキストなどは使わない方がいいです。
そこで私は、過去に使っていた、買い替える前の六法を使っていました。
法律の勉強をしていると六法はある程度の周期で買い替える必要がありますが、実際そこまで法改正などはないですよね。そこで、古くなった六法はもう濡れてもいいと考え、お風呂での条文素読用にしていました。
③条文リスニング
最後に、自分が結局行きついたのが、条文リスニングです。
前にも書きましたが、自分はリスニング六法というのを全科目購入していました。
これをiPadに入れます。
ただ、iPadをそのままお風呂に入れると壊れてしまう(リスクがある)ので、そんな時に便利なのがジップロックです。
ジップロックは普通食材などに使いますが、密閉性があるので、iPadやiPhoneをこの中に入れ、お風呂に持っていくと濡れなくて済みます。しかもタブレットはジップロックをした状態でも操作が可能です。
ジップロックに入れ、リスニング六法を4倍速で聴く。これが私の中では一番しっくりきました。
先ほど紹介した壁ペタ法や条文素読はどうしても目を使うのですが、リスニングであれば目を使わないため、頭や体を洗ないがらも勉強ができるからです。
風呂勉の注意点
風呂勉の注意点は以下です。
あくまで隙間時間の勉強
風呂勉はあくまで隙間時間を活用する方法です。机に向かう勉強の方が大事です。なので、風呂勉を頑張る!という感じではないので注意が必要です。
のぼせに注意
お風呂は長時間入りすぎるとやはりのぼせてしまうので、その点は注意しましょう。
のぼせてしまっては、その後の勉強に支障が出てしまいます。
お風呂はリラックスと位置付けるのもOK
「お風呂くらいは勉強を忘れてリラックスしたい!」
それも全然アリです。その場合は、お風呂から上がったらしっかり勉強に切り替えましょうね。
おわりに
今日は風呂勉について紹介しました。
年100時間の勉強をできるのですから、有効活用しない手はありませんね。私がやった風呂勉を3つほど紹介しましたが、是非自分に合った勉強方法を見つけていただければと思います。
しかしブログって、実際に自分が使った道具をAmazonとかで紹介できるのがいいですね。
ほなまたうっかるー!
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