重要度:★★★☆☆
おはうかるー!
最近、週1でスーパー銭湯にいき、サウナでリフレッシュしています。サウナで「整う」、いいですね(なお、本当に整っているのかは不明)。
心理学シリーズ
さて今日は、勉強を心理学に活かそうシリーズ第3弾です。過去記事は以下をご覧ください。
心理学は人間の深層心理を研究する学問ですので、当然勉強にも使えます。心理学を意識して勉強を効果的に進めましょう。
なお、私は心理学の専門家ではありませんので、内容はもしかしたら不正確なところはあるかもしれません。その点はご了承ください。
引き寄せの法則とは?
今日は引き寄せの法則について解説していきます。引き寄せの法則って聞いたことありますかね?
引き寄せの法則とは、以下のような法則を言います。
『引き寄せの法則』とは、自分の思考やあり方を変えることによって望ましい現実を引き寄せようとするものです。
ナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」から派生した成功法則のひとつと言われています。
出典:モチラボ「引き寄せの法則とは何か?」
超簡単に言うと、自分が何かになりたい!何かをしたい!と願えば、しっかりそれは実現しますよ、という法則です。
引き寄せの法則が成り立つ理由
なんか少し怪しげで自己啓発セミナーなどで言われてそうなこの法則ですが、理由は大きく以下の2つのようです。
①カラーバス効果
これまた心理学の効果で、カラーバス効果というものがあります。
カラーバス(color bath)効果とは・・・
意識しているものほど目に入ること(色を浴びる、という意味)
たとえば、以下のような経験はありませんか?
- 自分が車を買うと決めると、自分が買おうとしている車がやたらと世の中にあふれていると気づく
- 妻が妊娠したときに、街中の妊婦が目に入り、こんなに妊婦が世の中にいるのかと気づく
うん、結構ありますよねこういう経験。これがカラーバス効果といわれるものです。
強く意識したものが目に入るようになり、引き寄せられたと感じることから、カラーバス効果は引き寄せの法則の一つの理由と言われています。
②脳による情報の取捨選択
もう一つ、引き寄せの法則の理由として挙げられるのが、脳による情報の取捨選択です。
脳による情報の取捨選択とは・・・
RAS(網様体賦活系というのうの神経組織)と呼ばれるにより脳に入ってくる情報を取捨選択をすること。五官を通して入ってくる情報を全て拾ってしまうと、脳は情報であふれてパンクしてしまうので、RASが取捨選択をする。
これも例を示した方がわかりやすいかもしれません。
- うるさい喫茶店や人混みの中で、友人の声だけを聞くことができる
- 大勢の人混みのなかから、知人の顔だけを探すことができる
うん、これも非常によくわかる例ですよね。
脳が、必要と考える情報のみを取捨選択する。願ったことだけを取捨選択して脳に入れることができる、だから願いが引き寄せられる。これも引き寄せの法則の理由の一つです。
以上のような大きく2つの理由から、願ったものが引き寄せられる、ということです。うん、結構説得的だと思います。
引き寄せの法則を勉強に活用しよう
勉強における引き寄せの法則のやり方
さて心理学の効果を学んだら、どのように勉強に活かすかが私のブログの存在価値です。
受験生なので、強く強く「合格」を願います。
ただ、単に願うのではなかなか目に見えませんので、例えば以下のような方法がおすすめです。
★勉強における引き寄せの法則のやり方
- カレンダーに大きく「合格」と書く
- SNSのプロフィールに「〇〇年試験絶対合格」のよう書く
- 周りにも宣言する
単に心の中で思うよりも、文字にしたり、言葉にするのが圧倒的にお勧めです。
合格を強く強く意識すると、私の実体験として以下のような効果がありました。
効果①「合格」や「試験」といった情報に敏感になる
合格合格合格合格、と普段から唱えていると、合格者の話や、有益な試験情報に非常に敏感になります。
書店にいったら何も意識しなくても勉強に有益そうな本が目に止まりますし、電車に乗っていても勉強に関する広告や、その場で考えさせるような日能研の問題広告などが目に止まります。
本当に不思議なもので、どんどんどんどん合格に関係する情報が身の回りにあふれてきます。
効果②いい人間関係が集まる
身の回りにあふれてくるのは情報だけではありません。人間関係にも影響します。
受験仲間は、合格を意識している良質な人が近寄ってきます。
また、勉強に関係のない友人や会社の同僚・上司も、自然と「合格」に関係しそうな人が近寄ってきます。
「近寄ってくる」というより、合格に関係なさそうな人、不合格に近い人からは自分が近寄らなくなります。
周りが皆自分を応援してくれているような、そのように思える環境で勉強をすることは非常に重要です。
効果③普段のささいな出来事が試験に繋がる
また、合格を意識し続けることで、普段のささいな出来事がどんどん試験に繋がってきます。
例えば法律の勉強をしているときは、ニュースを見ると「これって何罪なんだろう?」とか「〇法とか絡んできそう」などと考える癖がつきます。
会計の勉強をしているのであれば、コンビニでおにぎりを買うときでも「原価計算どうやってるんだろう?」とか「この店舗の月売上・月経費っていくらくらいだろう?」などと考えるようになります。
身の回りのものがすべて勉強、そして合格に紐づけられていくのは非常にいい環境です。
引き寄せの法則に関する書籍
私も全部読んでいる訳ではありませんが、引き寄せの法則に関する書籍もせっかくなので紹介しておきましょう。
これが引き寄せの法則の元祖です↓
わかりやすく引き寄せの法則を書いてる書籍も多数出版されています。
例えばこちらは漫画なのであっという間に読めます↓
おわりに
今日は、引き寄せの法則について紹介してきました。
引き寄せの法則で検索すると、「恋愛」や「お金」についてのものが多いのですが、勉強でも当然使えるものになります。
やや抽象的な話になってしまいましたが、こういう話は勉強のモチベーションにもつながりますので、是非お試しあれ。
ほなまた!
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