重要度:★★☆☆☆
こんばんうかるー!
今日は妻が「ジャンバラヤ」なるものを作ってくれました。なんやあれ、おいしかった!
いよいよ明日から司法試験
この記事は2020年8月11日に書いています。新型コロナで不安な試験条件ですが、明日から司法試験を目指す皆様、頑張ってください!
真夏の試験、いろいろな予期せぬ事件が起きると思いますが、最後の最後まで頑張って走りぬいてください。
明日から目指す方は読んでいないかもしれませんが、今日は少し勉強のモチベーションが上がるような話をしていこうと思います。
今朝のツイートはこちらです。
勉強はマラソン大会と同じ。
何キロの大会に出るかは自分次第だが、走り始めたらゴールまで走りきらなきゃいけない。
個人競技だけど、周りが走ってるから頑張れる時もある。ペースが落ちる時もある。後悔する時もある。前進し続けるのが大事。試験直前の方、さぁラストスパート!
— 弁護士公認会計士jijiたん Lv.93 (@jijijilijijiji) August 10, 2020
今日はこのツイートに関連して、「試験勉強はマラソン大会である。」と題して、勉強とマラソンの共通点をみていきましょう。
ちなみに私は、フルマラソンは走ったことはありません。ハーフマラソンを去年走ったのが人生最長です。
勉強とマラソンの共通点
試験勉強とマラソン大会は以下のような点で共通しています。
ゴールが明確
マラソン大会も試験勉強も、ゴールが明確です。
- マラソン大会は最後まで走り切ってテープを切ることがゴール。
- 試験勉強は試験に合格することがゴール。
とくに、ゴールの設定は自分次第という点が共通しています。
マラソンの場合、フルマラソン(42.195km)の長い長い距離を選ぶのか、10kmの適度な距離を選ぶのかは自分で設定できます。
試験勉強の場合、司法試験や予備試験、公認会計士試験のようなかなりの勉強時間・勉強期間を要する試験に挑むか、そこまでではない試験に挑むか。
長い短い・長時間短時間でどちらが良い悪い、優れてる劣っているということは決してありません。
10kmには10kmの達成感もありますし、実績にもなります。ゴールの設定は自分次第です。
個人プレー
マラソン大会も試験勉強も、結局のところ個人プレーです。
- マラソン大会はゴールするまで自分との闘いです。個人のタイムが出ます。
- 試験勉強も合格するまで自分との戦いです。試験結果も個人ごとに出ます。
いずれも、最後は自分がいかに走るか、いかに勉強するかでしかありません。
コーチや予備校の講師はあくまで助っ人です。走り方、勉強の仕方を教えてくれますが、最後は街頭から応援することしかできません。自分との戦いです。
ライバル設定が重要
マラソン大会も試験勉強も、ライバル設定が重要です。
- マラソン大会は、走っている途中で自分と似てるペースの人をライバルにして負けじと走ります。
- 試験勉強も、勉強している途中で自分と同じ進捗、似たような点数を取る人と切磋琢磨します。
一見すると先ほどの「個人プレー」と矛盾しているようですが、矛盾はしていません。
走るのも勉強するのも、仲間がいるのは大事なことです。一緒に競い合い、時に励まし合い、ゴールするのです。
でも、ライバルとの合計点数で合否が決まるようなものではないので、最後は個人プレーなのです。
途中で後悔することもある
マラソンも勉強も、途中で後悔することなんてしょっちゅうあります。
- マラソン大会は、走っているときは基本辛いです。「なんでマラソン大会なんて申し込んでしまったんだ!」と思うこともあります。
- 試験勉強も、勉強しているときは基本辛いです。「なんでこんな試験目指してしまったんだ!」と思うこともあります。
私はハーフマラソンしか走ったことはありませんが、まじで走っている途中で何回後悔したことか。何回というか、「なんでこんなん申し込んだんだ俺は馬鹿か!」と思って走り続けていました。
試験勉強だって同じです。会計士試験も予備試験も司法試験も、かなり楽しくやっていた方だとは思いますが、「なんでこんなつらい試験受けてるんだろ」と何回思ったことかわかりません。
マラソンも勉強も辛いものです。でもそれは楽してゴールできるようなものに挑んでいない証拠です。それを乗り切る経験は必ず役に立ちます。
途中で栄養補給が必要
マラソンも試験勉強も、途中で栄養補給が必要です。
- マラソン大会は、走っているときに水分補給・栄養補給が必須。
- 試験勉強も、息抜きやリフレッシュは必要だし、モチベが上がる出来事(精神的休養)も必要。
マラソンも勉強も、ずーーーっとやり続けることはできません。時に休むことは必要です。そして精神的にもエネルギーを充填することが必要です。
とはいえ、あくまで「休みは休み」です。ずっと休んでいたら当然進みませんし、時に体が冷え固まって再び走り始められないことすらあります。
遅くても走り続ければ必ずゴールできる
マラソンも試験勉強も、走り続ければ必ずゴールできます。
- マラソン大会は、制限時間など気にしなければ、歩いてでも前進し続ければ必ずゴールできます。
- 試験勉強も、コツコツと勉強を続けていれば、たとえ時間がかかっても必ず合格できます。
「必ず」というと「必ずなんてことない」という声がありそうですが、「必ず」です。
最後まで走り続けること、勉強し続ければ必ずゴールができます。ゴールできる人は皆、走り続けた人なのです。
走り終わると、ゴールまでの苦労は良い思い出に変わる
マラソンも試験勉強も、走り終わるとそれまでの苦労は良い思い出に変わります。
- マラソン大会は走り終わると、それまでの道のりは非常にいい思い出です。それまでの苦労も消えてなくなります。
- 試験勉強も、合格すると、その瞬間から受験時代はすべて良い思い出に変わります。
「楽しい思い出」になる訳ではありません。辛かった思い出ももちろん残ります。でも、その辛かった思い出すら、「良い思い出」に思えるようになります。
不思議と、あんなに辛くて長かった時間が、あっという間だったとさえ感じてしまいます。
結局気合が非常に重要
マラソンも試験勉強も、つまるところ「気合い」が大事です。
- マラソン大会を走り切るのは、日々のトレーニングなども重要だけど、最後は気合いが物を言います。
- 試験勉強も、勉強し続ける力、その気合いが非常に重要です。
こういうこと言うと「なんだ結局精神論か」と思うかもしれません。
でも、「気合い」は非常に重要です。くじけそうになっても前進し続ける精神力、先が見えなくても走り続ける精神力。これらは細かいテクニックよりも重要なものです。
おわりに
今日は、マラソン大会と試験勉強が似ているということを解説してきました。
勉強と似てるなと思うのは、マラソン以外にも山登り、川の流れ、料理対決など実は色々あるのですが、またそのうち書いていこうと思います。
でも結局のところ、どれも本質は同じだと思っています。やり始め、改善を繰り返し、辛くても継続し、ゴールする。何かで成果を出すということは、そういうことなのだと思います。
おやうかる!
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