重要度:★★★☆☆
こんばんうかるー!
このブログはもちろん今の受験生に向けて発信しているものではあるものの、最近、生まれたばかりの我が子に向けて書いているんだなとも思い始めました。
jijiジュニアが受験生になったとき、このブログを熟読してほしいですね。
はじめに
今日は、どのような受験生にも使える勉強法を紹介します。
名付けて「壁ペタ勉」です。非常に簡単に取り入れることができ、非常に有効な勉強法なので是非お試しください。
壁ペタ勉とは?
まずは壁ペタ勉とは何かについてです。
壁ペタ勉とは、覚えたいことを紙に書きだし、自宅の壁にペタペタ貼っていく方法
うん、そのままですね。やったことある人も多いかもしれません。
どうしても覚えられないことや、一度覚えたけど本試験まで絶対忘れちゃいけないことを書きだし、壁に貼ります。
壁は、家じゅうの壁に貼っていきます。勉強部屋、寝室、トイレ、階段、お風呂など、家族的に許される限りの場所に貼ります。
そして、気が向いたらその壁の前に立って、音読をしてみたり、内容を確認したりします。
毎日見る必要はありません。壁に貼っているだけで日常生活をしていれば視界に入ってきますので、脳のどこかで勝手に意識してくれます。
内容までは思い出せなくても、「あの分野のメモがトイレに貼ってたな!」と意識できればそれだけで記憶のどこかにとっかかりを作れています。
私の場合は、ベッドの真上の天井に貼っていました(二段ベッドで天井が近かったのもあります)。
受験生たるもの「24時間-睡眠時間=勉強時間」である、というのは自分がよく言っていることです。ベッドの上の天井にメモを貼ると、朝起きた瞬間から夜寝る直前まで、勉強することができます。これくらいの意気込みが大事です。
壁ペタ勉のメリット
壁ペタ勉のメリット(効果)をみていきましょう。
①記憶に残りやすい
一番大事なメリットはやはり記憶に残りやすくなることです。
本気で覚えようとしなくても、常に触れて、生活環境の中にその知識を取り込んでおくことで記憶に残りやすくなります。
まさに、サブリミナル効果を利用した勉強法、「サブリミ勉」の一環です。
潜在意識に覚えておいてもらい、いざ本気で覚えようとしたときに定着率を良くする。そんな効果が壁ペタ勉には期待できます。
②苦手分野、重要分野が特定できる
どんなに広い家でも壁は面積が限られますので、貼るものはある程度絞る必要があります。
選ぶのは①苦手な分野か、②超重要分野です。
そうすると、壁に貼っているもの=苦手分野or重要分野、ということになります。
勉強をしていく過程でこれが特定できるのは非常に重要なことです。
試験直前になったら、これら壁に貼ってあるメモを回収してしまえば、それだけで自分の弱点ノート&重要分野ノートができあがります。
これも大きい。
③手軽
壁ペタ勉は非常に手軽です。
貼るのはルーズリーフでもいいし、暗記カードでもいいし、付箋でもいいくらいです。
あと必要なのはペンと画鋲か両面テープくらいです。
④モチベがあがる
壁ペタ勉は実はモチベーションが上がります。
ある程度メモを貼っていくと、壁がメモだらけになってきます。
このメモを見ると、「うおおおここまでやったのか自分は!」と感じることができます。
壁ペタ勉のデメリット
壁ペタ勉のデメリットはあまりありません。
あえて挙げるとすると、家族や家に来た人に変人だと思われる可能性があることくらいです。
私は、私の父の友人が我が家に遊びに来たとき、父の友人にドン引きされました。
「風呂に貼ってあるアレ何?!すごいわ!」と言われたのが良い思い出です。
その友人の方には「絶対受かるわ」と言っていただき、とてもうれしかったのを覚えています。
結局デメリットではないというw
おわりに
今日は簡単にですが、壁ペタ勉について紹介してきました。
非常に簡単で効果的な壁ペタ勉、是非やってみてくださいね。
天井まで貼ると良い思い出になりますw
ほなまた!
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