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【試験○日前シリーズ】試験「当日」にやるべきこと【13箇条】

重要度:★★★★☆

こんばんうかるー!
いよいよ我が家に戻ってきました(長男が生まれてから1週間ほど妻の実家でした)。

試験◯日前にやるべきことシリーズ


さて今日から何回かにわたって、「試験◯日前にやるべきこと」シリーズを書いていこうかと思います。

試験当日から遡り、試験前日、3日前、1週間前、1ヶ月前、3ヶ月前、1年前、、、と解説していきます。

まず最初は試験当日にやるべきことから。

試験当日のテーマ


試験当日にやるべきことを紹介する前に、試験当日のテーマを紹介しておきましょう。

試験当日のテーマ、それは以下です。

①集中力を保つ工夫

試験当日は集中力をMAXにして挑む必要があります。
そのために、いろいろな工夫をします。

②試験直前に見たものは超有利理論

自分が特に重視していたのは「試験直前に見たものは超有利理論」です。
誰でも、試験直前に見たものが本番で出たら「ラッキー」と思いますよね。

その「ラッキー」な状態を作るべく、試験当日に読むものを一元化するのが普段の勉強のテーマです。
超高速で重要ポイントを全部読めるような教材を作るよう、普段の勉強を意識しましょう。

試験当日にやるべきこと


さて、ここからが本題です。試験当日にやるべきこと、私が実際にやっていたことを時系列で紹介します。

1.試験3時間前に起きる

試験当日の朝は、「遅くとも」試験開始の3時間前に起きます。午前10時に一科目目スタートなら、午前7時です。
「遅くとも」と書きましたが、私は試験前日もよく寝れるタイプなので実際はちょうど3時間前に起きていました。

3時間前に起きる理由は、脳が起きるのに3時間かかる「らしい」から。
これはどこだかのテレビやら本だかで読んだ知識です。本当かどうかは知りませんが、実体験としてそんな気はしますね。

2.シャワーを浴びる

自分は朝シャワー派なので、試験当日も朝起きたらまずシャワーを浴びます。
これは別にどちらでもいいと思いますが、顔をしっかり洗って目を覚ますのは必須かなと思います。

3.朝食をしっかり食べる

シャワーを浴びたら朝食を食べます。
「試験前日の過ごし方」で紹介予定ですが、本試験のときは私は大体ホテルに泊まります。
家から遠いから少しでも移動時間を短縮するという意味もありますが、何というか、精神を集中させるのは家よりも一人でホテルにいた方が適してると感じるからです。

朝食はホテルのバイキング(ビュッフェ)にします。ホテル選びは朝食バイキングの豊富さも加味して選ぶほどです。

試験は一日中頭をフル回転して心も体も疲れるので、朝食はしっかり食べます。
特に意識していたのは、大豆を積極的に摂ること。大豆に含まれる「レシチン」という成分は、神経伝達物質であるアセチルコリンの生成を促して、記憶力や学習機能の向上に寄与するといわれています。
大豆が含まれる料理、具体的には納豆と味噌汁は必ず食べていました。なので必然的に和食になっていましたね。

4.DHAサプリを飲む

食事の後に、その日の集中力を上げるべくDHAのサプリメントを飲みます。DHAについてはこの前紹介しましたので以下の記事をご参照ください。

【食事】DHAを摂取して勉強の集中力を上げる【DHA勉】 重要度:★★☆☆☆ こんばんうかるー! 息子の出生届を出してきました。「嫡出子」かどうかというチェックマークがありました...

5.ホテルで勉強する

食事を終えたら、時間になるまでホテルで最後の勉強をします。
この時は、その日の最初の試験科目に集中します。
もし民法から始まる日なら、民法だけに集中します。

ここで最も重要なことを言います。それは「一元化したものを読む」ということです。
このホテルでの最後の勉強は長くて1時間くらいです。この1時間くらいに自分が最後に見直しておきたいと思ったものを読み込みます。

このときのために、普段の勉強があると言っても過言ではありません。一元化の目標は、この試験当日の勉強のためにあります。

6.移動時間も勉強する

最後のホテルでの勉強が終わったら移動です。
移動中は最後の仕上げに暗記カードを読みながら試験会場に歩きます。
また、試験の休憩時間中に食べる昼食をコンビニで買います。

買うのは、あまりこだわりはないですが、サンドウィッチかおにぎりがおすすめです。
試験の休憩時間中にがっつり食べると、どうしても試験時間中に眠気が来てしまうので、休憩時間におにぎりを1個ずつ食べるくらいがちょうどいいです。

あとレッドブル


試験当日はお昼時に必ずレッドブルを飲んでいました。レッドブルで眠気をふっとばし集中力を高めましょう。

そしてチョコレート


この「チョコレート効果」じゃなくてもいいですが、試験中に糖分を取って脳に栄養補給することは大事なので、試験の時は必ず食べていました。

7.試験会場の席を確認する

試験会場に着き、自分の席に着いたらまずは周りの状況を確認します。
隣はうるさそうか、クーラーはあたるか、知り合いはいないか。これらを確認しておきましょう。

8.トイレに行くときは勉強道具を持っていく

着席までの時間、最後にトイレに行きます。
トイレは、大体すごい並びます。なので必ずトイレには暗記カードやテキストを持っていき、並んでいる時間に読みます。

トイレの列で勉強していない人って結構いますが、はっきりいって超損です。絶対勉強道具を持っていきましょう。

9.着席してから開始までの5分はマッサージ

試験の着席時間になったら「参考書などはしまってください」と言われますよね。
そこから出欠確認、本人確認、試験問題配布があります。
試験問題の配布までが終わったら、試験開始の合図まで大体3~5分くらいあります。

この沈黙の5分。普通はぼーっとしている人が多いと思いますが、私は必ずセルフマッサージをしていました。
手をもみもみ、頭をもみもみ、肩をもみもみ、足をもみもみ。

よく考えると、試験勉強をしているこれまでの長い長い期間、「勉強してはいけません」と言われるのはこの試験直前の5分のみです。
この時間は勉強はできませんが、セルフマッサージをしてリラックス、そして疲れをとることに費やしましょう。

10.試験が自舞ったら5秒待つ

「試験を開始してください」という言葉とともに試験がスタートします。
この時、私は必ず5秒は問題を開けるのを待っていました。具体的には、深呼吸をしていました。

試験開始の合図とともに問題を開け、皆が焦って問題を読み始めます。この時間あえて問題を開けないことで、「みんな焦ってるなー」と達観します。

試験中の5秒は大事ですが、最初の5秒は精神集中のために使うくらいであればむしろプラスです。

11.試験中はトイレに行かない

試験中はトイレに行きません。
どうしてもトイレに行きたくなったら仕方ないですが、それは計画ミスです。
朝から飲み物は控え、休憩中も控え、試験直前にはトイレに行っておく。これは計画の一つです。

試験時間中にトイレに行くと3分くらいは損します。試験本番で3分は非常に大きいので、トイレにはいかないように工夫しましょう。

12.論文はとにかく書きまくる

論文式試験の場合、めちゃくちゃ間違えたことを書かない限り、基本的に日本の採点方式は「加点方式」です。
そうだとすると、とにかく書いて書いて書きまくって、加点を狙う戦略がいいです。時間さえあれば、迷ったら書く、という方式が良いです。

なので、とにかく制限時間いっぱいまで書き続けることを意識しましょう。

13.最後の1秒まで考える

短答でも論文でも、最後の1秒まで考え、途中退室はしません。
次の科目の勉強のために途中退室するのは戦略としてはありですが、私は途中退室をいままでしたことがありません。
時間が余っても最後の1秒まで見直しを続けます。

ケアレスミスが見つかることもありますし、論文であれば誤字脱字が見つかることもあります。

この試験のために何年も頑張ってきたのですから、最後の1秒まで悔いの残らないように戦いきるべきです。

おわりに


以上が、試験当日にやるべきこと13箇条です。いかがでしたでしょうか。

私は何度も試験を受けてきましたが、以上のことはほぼ全て守ってきました。
全てを実践しましょうとは言いませんが、自分なりのルーティーンを作り、ゾーンに入っていくことが大事です。

是非参考になればなと思います。

ほなまたうかるー!

jijiキュラ
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